スモールフットのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ス行
 > スモールフットの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

スモールフット

[スモールフット]
SMALLFOOT
2018年上映時間:96分
平均点:8.75 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(2018-10-12)
コメディアドベンチャーファンタジーミュージカルモンスター映画CGアニメ
新規登録(2018-10-18)【あにやん‍🌈】さん
タイトル情報更新(2024-10-14)【タコ太(ぺいぺい)】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督カレイ・カークパトリック
チャニング・テイタムミーゴ
ジェームズ・コーデンパーシー
ゼンデイヤミーチー
コモンストーンキーパー
ダニー・デヴィートドーグル
木村昴ミーゴ(日本語吹き替え版)
宮野真守パーシー(日本語吹き替え版)
早見沙織ミーチー(日本語吹き替え版)
立木文彦ストーンキーパー(日本語吹き替え版)
富田耕生ドーグル(日本語吹き替え版)
かぬか光明グワンギ(日本語吹き替え版)
安元洋貴ソープ(日本語吹き替え版)
金城大和ゲイリー(日本語吹き替え版)
ジーナ・ロドリゲスコルカ
脚本カレイ・カークパトリック
ジョン・レクア
グレン・フィカーラ
音楽ヘイター・ペレイラ
製作グレン・フィカーラ
ジョン・レクア
製作総指揮ニコラス・ストーラー
フィル・ロード
クリストファー・ミラー[監督]
配給ワーナー・ブラザース
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
4.《ネタバレ》 言及したいポイントは2点です。1点目は『CGアニメ技術』について。映像技術の進歩は目覚ましく、実写・アニメを問わず新作映画が公開される度に驚かされます。私は『ターミネーター2』の時点で「もうこれ以上はない」と思ったものですが、いまだCG技術は進化の歩みを止めません。実社会では本物と見分けがつかない『ディープフェイク』なる問題まで出る有様。そこで本作。実写と見紛うとは言いませんが、ところどころまるで『本物』なのです。例えばイエティの毛の質感は、ぬいぐるみのそれ。リアリティ度合は必要量を明らかに上回っており、謎の迫力を湛えています。『不気味の谷』の崖っぷちと言っても差し支えなく、これ以上リアリティを追求してしまうと、崖から落ちてしまう気がしました。これは称賛や批判というより単純な「驚き」です。
2点目は『タブーに触れた物語』のこと。こちらも心底驚きました。タブーとは絶対的な決まりごと。その是非を問うてはいけません。何かおかしいな。変だな。そんな風に思っても飲み込むのが常。圧倒的多数の支持を得ている概念に異を唱えることは、害こそあれ得は全くないからです。こんな事例、あちこちに転がっていますよね。損得勘定に敏感な大人はタブーを嫌います。それが生きる術です。しかし大人になる前の自分を振り返ってみると、もちろんそんな技術は身に付けていませんでした。だからこそ痛い目をみたワケで。大人イエティの正義に賛同すると同時に、子どもイエティの素直な欲求にも共感してしまい、どうにも胸がざわつきました。頭と心が連動しない感じ。しかも、子どもイエティの思いを大人イエティが受け止めるという驚愕の結末が待っていました。マジかと。タブーに触れただけでなく、取っ払っちゃうとは。これ、現実でも通用したりしないかな。今まで封じ込めてきた考えが頭をもたげてきて、大人の私は正直困るのです。だって、もう冒険する年齢は過ぎたはずだから。安全安心が一番に違いないのだから。恥ずかしながら、少し泣いてしまいました。これは称賛や批判というより純粋な「感動」です。
目隠シストさん [インターネット(吹替)] 10点(2021-11-17 18:24:04)(良:1票)
3.《ネタバレ》 これ面白かったです。
高い山の上にイエティ達が住んでいて、スモールフットという伝説の生物にたまたま遭遇するという序盤。
この設定にやられましたね。人間にとってのビッグフットの存在を、そのままひっくり返しにしてるわけです。
実にユニークだし、この設定によって、我々人間によるビッグフットへの振舞いを顧みることになるわけですね。
全然説教臭くなく、ユーモアによって鑑賞する子供達に教育的なメッセージを届けられる。
この手の話はなぜか人とビッグフットが会話できたりするもんだけど、ちゃんと会話できないというのもまた良いですね。
ジェスチャーであったり、そのやりとりが微笑ましい。
あとミュージカルの歌もなかなか良かったです。非常に満足のいく完成度の高いアニメ。
あろえりーなさん [インターネット(吹替)] 8点(2021-07-17 16:51:16)
2.異なる種族同士の共存というよくあるテーマながら、イエティ達を主役にする事でこれまでにない世界を見せてくれた。彼らの文明はちょっと変わってて、銅鑼を鳴らす職人が居て、彼が頭突きで銅鑼を鳴らさなければ朝が来ないと信じられている。他にも色んな言い伝えを守って暮らしてるんだけど、ある時にイエティの青年が外の世界を発見してしまうんですね。そこから始まる冒険アドベンチャーはとても刺激に満ちて、楽しいものだった。
とにかくミュージカルシーンが力強くて楽しい。元気を貰えた。
吹替で観たのだけど、人間役の宮野真守のラップを歌うシーンがやたら弾けてて面白かった。
なんであまりヒットしていないのか不思議。あ、ハコ自体少ないのね…。これは映画館で観た方が絶対楽しい!
ヴレアさん [映画館(吹替)] 8点(2018-10-31 00:01:51)
1.《ネタバレ》  コレ、ポスターの画像を見てもほとんどの人が「ソソるモノが無い」と思うわね。なんとなくジミめな海外アニメーション、アチラ産の、日本人には向いてなさそーな雰囲気。
 実際、歌と笑いが散りばめられた、ファミリー向けのアメリカンなCGアニメーション映画。当たり前にありがちに思えるフォーマットの作品なのね。
 コミカルなイエティはともかく、人間側のキャラクターはとてもじゃないけれど魅力的なデザインには思えず、「えー?コイツが人間側の主人公?ヤダー」みたいな印象。
 だけど実はこれが大傑作! 後でDVDとかで見て「ぐわー!劇場で見れば良かった!」とか言っちゃうタイプの映画。個人的に今年のムーブメント的作品な『カメラを止めるな!』『若おかみは小学生!』以上に強くお薦めしたいわ。

 以下はネタバレなので、ご注意。できれば読まないで見る事お薦め。

 映画はイエティの集落を舞台に、イエティ社会を通して世界を象徴してゆくのね。タイトルの「スモールフット」っていうのはイエティ達から見た人間のこと。人間はイエティ達にとってのUMA、空想上の生物的な。
 イエティ社会を支配するのは古くからの伝統的な教え。その教えに従ってさえいれば、みな幸せに暮らしてゆける、そんな社会の中で教えを盲信する側だった主人公が出会ってしまう、存在するハズのない「スモールフット」。一方、教えに疑問を抱き「スモールフット」の存在を探求する若者たち。
 この映画には具体的な倒すべき悪役は存在しないの。真実を知りながら、あえてそれを隠し、民衆を無知な状態で支配する長老は、だけど良かれと思って情報をコントロールしてる。実際、事態が動いた時に主人公の父は「知らない方が幸せだった」と漏らすし、真実は民衆にとって危険をもたらす事に繋がるし。
 そこに描かれるのは国家、政治の国民に対する姿勢、マスメディアのあり方、情報化社会での情報の扱い方。歌って踊ってドタバタ(ワーナー伝統のカートゥーン臭漂う)なアニメーションの中に織り込まれた、その重さ、難題。
 そしてその難題に対して、この映画なりの結論をキッチリ描いてみせるのね。最後まで描ききりました、というラストシーンを見せてくれるわけ。
 子供は純粋に楽しめ、そしてそこから何かを感じとり、大人はそこに流れる重いテーマから、あるべきこと、すべきことを考える、そういう深いアニメーション作品。

 『ヒックとドラゴン』をかなりイメージさせて、あと『モンスター・ホテル』とか『LEGO ムービー』とか『メアリーと秘密の王国』とか(『モアナと伝説の海』は似ているようで意外と遠いかも)あたりを思わせて、そういう点では正統なアメリカンなアニメーション映画の系譜なのだけれども、そこら辺にアンテナが動く人ならば思い切り楽しめるだろうし、そうでない人もとりあえず見て!と言いたいわ。
 何しろ上映してるハコ自体が少ないのだけれど、その少ないハコの中がガラガラで、クオリティ高くて素晴らしい映画なのにあまりにもったいなくて。
あにやん‍🌈さん [映画館(吹替)] 9点(2018-10-18 22:31:56)(良:1票)
別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 8.75点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
700.00%
8250.00%
9125.00%
10125.00%

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS