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マトリックス レザレクションズ

[マトリックスレザレクションズ]
The Matrix Resurrections
2021年上映時間:148分
平均点:5.02 / 10(Review 41人) (点数分布表示)
公開開始日(2021-12-17)
公開終了日(2022-04-20)
アクションサスペンスSFカンフーシリーズものネットもの
新規登録(2021-10-22)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2023-06-15)【イニシャルK】さん
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監督ラナ・ウォシャウスキー
演出鍛治谷功(日本語吹き替え版)
キャストキアヌ・リーヴス(男優)ネオ(トーマス・アンダーソン)
キャリー=アン・モス(女優)トリニティー
ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世(男優)モーフィアス
ジョナサン・グロフ〔男優〕(男優)エージェント・スミス
ジェイダ・ピンケット・スミス(女優)ナイオビ
プリヤンカー・チョープラ(女優)サティー
ニール・パトリック・ハリス(男優)アナリスト
クリスティーナ・リッチ(女優)グウィン・デ・ビア
ランベール・ウィルソン(男優)メロヴィンジアン
ダニエル・バーンハード(男優)エージェント・ジョンソン
ジェームズ・マクティーグ(男優)
トム・ハーディ〔男優〕(男優)(ノンクレジット)
小山力也ネオ(トーマス・アンダーソン)(日本語吹き替え版)
日野由利加トリニティー(日本語吹き替え版)
諏訪部順一モーフィアス(日本語吹き替え版)
中村悠一エージェント・スミス(日本語吹き替え版)
本田貴子ナイオビ(日本語吹き替え版)
内田真礼バッグス(日本語吹き替え版)
津田健次郎アナリスト(日本語吹き替え版)
水樹奈々サティー(日本語吹き替え版)
小野大輔セコイア(日本語吹き替え版)
江原正士メロヴィンジアン(日本語吹き替え版)
武内駿輔バーグ(日本語吹き替え版)
柴咲コウグウィン・デ・ビア(日本語吹き替え版)
間宮康弘ジュード・ギャラガー(日本語吹き替え版)
小原雅人(日本語吹き替え版)
原作ラナ・ウォシャウスキー(キャラクター創造)
リリー・ウォシャウスキー(キャラクター創造)
脚本ラナ・ウォシャウスキー
音楽トム・ティクヴァ
ジョニー・クリメック
撮影ジョン・トール
製作ラナ・ウォシャウスキー
ジェームズ・マクティーグ
グラント・ヒル〔製作〕
製作総指揮ブルース・バーマン
テリー・ニーダム
配給ワーナー・ブラザース
特撮ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
フレームストアCFC(視覚効果)
BUFカンパニー(視覚効果)
日本語翻訳松崎広幸
スタントダグ・コールマン
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123
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41.《ネタバレ》 うーん・・・。普通・・・とにかく普通・・・。
別にあの三部作に続編はいらないと思うけど、久々に見られてよかった。と、そんな感想・・・。
物語的には無理くり作った感がすごく、前作の納得感を台無しにされた感じです。
ただ久しぶりに見たトリニティがあまり変わってなかったのがびっくりした。
前作、前々作で1作目よりすごく老けてたからあまり違和感なかったのかも。
ネオはジョン・ウィックにしか見えなかった(笑)。
まあ退屈しのぎにはいいかも?
わたたさん [インターネット(吹替)] 5点(2023-09-22 15:59:51)
40.誰かが言った「同窓会映画」がその通りと感じる出来。若いマトリックスファンたちでネオとトリニティーを出して映画を作りましたクオリティー。本当にその通りな出来でした。

特に何も感じない安い映画で遊び半分レベルの出来栄えで最初の数分でダメだと悟れます
ラスウェルさん [インターネット(字幕)] 3点(2023-06-08 01:31:21)
39.《ネタバレ》 約1年4ヶ月ぶり2度目観賞。18年ぶりのシリーズ第4弾。すっかりおっさんとおばさんになったネオとトリニティ。仰向けになれるイスに横たわってアチラの世界へゴー。何者かに支配された仮想世界アイオで、トリちゃんを救うべく激しく戦うオイラ。独特の世界観を表現するのは良いんだけど、視聴者にもよく分かるようにしないとね。これはイカンぞ。駄作。
獅子-平常心さん [映画館(字幕)] 5点(2023-05-04 07:01:36)
38.《ネタバレ》 無きものにしたい/見なければ良かったレベルの続編。前三部作で終わっておくべきでしたね。とにかく、ストーリー、アクション、音楽、出演者…どれをとっても前作に勝る部分は皆無でした、20年も前の作品なのにねぇ…。モーフィアスもスミスもメロヴィンジアンもエージェントも、みんなとっても魅力的な登場人物だったのに、魅力がこれでもか!というぐらい抜かれてカスカスになっているのはなんでなの??あぁ勿体無い。ほんと、なんで今更続編出したんだろう、変に期待しちゃった分悲しさが強くなってしまいました。
はりねずみさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2023-04-23 16:46:57)(良:1票)
37.《ネタバレ》 その革新的な映像でかつて一世を風靡したSFシリーズの約20年振りとなる続編。第1作目を観たときにその超絶カッコいいアクションにかなり衝撃を受けた自分としては、いまさら感を感じつつも今回鑑賞。まぁアカン映画でしたよね、これ。とにかくストーリーがさっぱり分からない。第1作目で何とか成立していたかなり無理やりな設定。2作目、3作目と回を重ねるたびにどんどん破綻していったそれが今回で壊滅しちゃった印象ですかね。最後まで独りよがりでとにかく強引の一言。これで肝心のアクションシーンのキレが良かったらいいんですけど、それも明らかにクオリティが下がってます。最後のカーチェイスなんて下手なゾンビ映画みたいで違和感ありまくり。キアヌ・リーヴスも体力的に仕方ないのかもしれませんがずっと手をかざしてあとはCGまかせって、さすがにちょっとアカンのちゃいまっか。ちゅうわけでかつてのファンの義務感で観ましたが、正直作らん方が良かったなぁという感想しか残りませんでした。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 4点(2022-11-28 06:18:29)(良:1票)
36.《ネタバレ》 同窓会的というかコメディに寄せた感じの本作。むしろ往年のファンに向けたサービス映画といった感じでした。この流れとノリでやるならキャストはALL OLDキャストでやるか、思い切って一新すべきだったような気がします。正規の監督が正規の続編として、新キャストでパート1をなぞったほうがファンはよっぽど喜んだかもしれません。(もしくは)オールドキャストによる完全なる後日談も見てみたかったところです。

内容的にはハッキリいって判り難いの一言。旧用語の新定義や新用語の数々、新旧キャラや新旧映像も入り乱れてストーリー的には取っ散らかった印象しかありませんでした。機械が味方についてくれているので緊張感もゼロだし、これいる?みたいなシーンも結構多いです。極めつけは壮大なようで実は主役二人のOLD LOVEの再現というショボさもお寒いというかなんというか。。そもそもマトリックス=機械=デジタルの記憶の中では年齢という概念は無視されるべきで、そういった意味では当時の関係者をALL CGで完全再現したほうがよっぽど楽しめたかもしれません。(パート1と異なる時間軸で異なる事件が起き、それでもやはりマトリックスは同じ運命をたどる的な)

旧作のファンとしては観て損したという感じはありませんが、ちょっと笑わせてもらったという程度の評価が妥当でしょうか。哲学映画として旧トリロジーで言いたかったことを撤回するのであれば、パート1の時のような圧倒的説得力で押し切って欲しかったところですが、どうにも本作は軽いのです。他の方もおっしゃっているように「偉大なるウォシャウスキー監督がお遊びで作ってみた映画」という風に考えて、大らかな気持ちで鑑賞するのが正しいファンの在り方かもしれません。正規の関係者らによる正規の続編が見られたという歴史的な意味、そして旧トリロジーの世界観を壊さずに続編を作ってくれたということも踏まえ少々甘い評価。(画120インチ、音2.1)※ちなみに本作鑑賞後にパート1を再鑑賞しましたが、やはりパート1は古さを感じさせない名作でした。。
アラジン2014さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-11-06 10:36:41)
35.《ネタバレ》 同窓会に行ったら、まだ中二病のノリやってたみたいな。
そら、あの頃休み時間に『おれ銃弾避けられるぜ?』とか友達とやってる分には楽しいけど、そこそこ老いを感じさせる年齢で、それはツラい。
もう繋がれて、穏やかな日々を過ごせば?って。

ま、リローデッドまでは面白かったし、誰に観ろとも強制されたわけじゃないから、いいけどね。
ろにまささん [CS・衛星(字幕)] 4点(2022-10-18 21:47:35)
34.《ネタバレ》 第1作目のころ、「いま生きている世界は偽りの世界だ。覚醒せよ」という話にいまいち乗れなかった。というか90年代映画って某スリラーや某暴力系まで「見えている世界と本当の世界は違う」的なモチーフがあふれてたような気がして、そのなかでは本作はあまりに「中二病」的でダサくみえてしまったのでした。そこから20年あまり経って、正直いまのほうが本作にとっては難しい時代なはず。なぜって、このモチーフはまるまる「陰謀論」の世界観でもあって、それが現実の政治やら生活にも影響を及ぼしている昨今、本作が描く「覚醒」や「革命」も文字通りに感情移入するのは難しくなってしまったから。ただ、そんな難しい時代にあえて本作を問うことに、ラナ・ウォシャウシキー監督自身がどういう意図をもってるのか、軽い興味はあった。

で、見た結論としては、残念な結果に落ち着いてました。それは、物語上は「覚醒」を求めながらも、どこかで「なんちゃって」というメタ視点を留保し続けることで「本気になるなよ、これは作り話だよ」という構造にしてしまったことです。世界観への没頭力やら物語の推進力は大幅に後退し、2時間半を持たせるのはかなり辛かった。序盤のグダグダした展開はコミカルにテンポよくすることができたと思うし、モーフィアスとスミスというオリジナル・キャストの変更は、物語上の理由付けも中途半端で製作上の理由だろうというのが見え見えだった。前作以降のアクション描写、スペクタクル描写の進展についていけておらず、あまりに「進歩」がないのはあえてのレトロ趣味かと思えてしまうほど。いろいろ足りない部分を謎かけっぽい会話でなんとか補っても、物語に没入できないメタ構造がそれを邪魔する・・・。

ただ、それでもある意味、元祖陰謀論のような本作シリーズに自ら落とし前を付けた部分はあったと思うし、そうするしかなかったんじゃないのかな、という風にも思います。決して無意味な商業映画ではなく、トランプやコロナを経験したあとの2020年代という時代を象徴した一作だったのかもしれない、というふうに思います。それが「いい映画」だったかどうかは別として。
ころりさんさん [インターネット(字幕)] 5点(2022-10-16 09:05:22)(良:1票)
33.《ネタバレ》  少し前に映画館での上映情報を掴み、タイミングが合えば鑑賞に行こうと思っていた映画。結局映画館での鑑賞は叶わなかったが今回晴れてNetflixの配信で鑑賞できることに。

 見てみての感想だが、予告編からして続編というよりもこれまでの三作をなぞるような映画だなぁとは思ってたんですが、改悪された焼き直し感は否めないというのが正直な感想です。まずは主演の二人、キアヌ・リーブスさんとキャリー=アン・モスさん。二人とも三部作を演じた当初より流石にお年を召してらして、その時間経過は作中でもチラッと触れられますがやはりこちらもそこを意識します。そのせいか、マトリックスの魅力のひとつであるアクションシーンはだいぶ見劣りする結果に。最悪CGでもいいからもっと派手なアクションが見たかった。焼き直しだし地味だし、これで従来のマトリックスファンを楽しませる気だったのかと逆に問いたい。

 あとは何だろう。ストーリーについて、ある程度三部作を見た者ならもっとついていけるかと思ったのだがあまり付いていけなかった。悪い意味でエヴァンゲリオン化してるように感じる。まだ従来のものは複雑な言葉を使いつつもそれを包括できる世界観があったのだが、今回はそれが感じられない。言葉だけ上滑りしてるように感じた。そして、面白くなかった。それが致命的だ。

 やはりキャストによる違和感が大きい。主演二人の年齢について上述したが、かと言って他の新しいキャスト達が良かったかというとそうでもなかった。みな、これまでの『マトリックス』を見た人からは違和感を感じたのではなかろうか。やはり大ヒットした作品の続編を名乗る以上、これまでの良さやキャラクターの魅力は無視できないと感じる。そのこれまでの良さが『マトリックス』シリーズの場合、派手なアクションであったり世界観なのだが。語りに終始してしまったのは、文字通り、語るに落ちた、という印象です。

 こういった種の映画にはいつも同じことを思ってしまうのですが、こういうシリーズものの話題作やその続編などは、とにかく見せたもの勝ちの興行収入の世界ではたぶん勝ってるほうなんでしょうね。別に手抜きの映画だとまでは思いませんが、どこか話題性に頼った製作に思えたのは少し見方がいじわるでしょうか。個人的意見です。あしからず。
TANTOさん [インターネット(字幕)] 4点(2022-10-13 11:25:40)(良:1票)
32.続編にしては悪ふざけがひどすぎる。マトリックスってもう少しハードなストーリだったはず。それこそアバターとかの仮想現実ものの先駆けだったのに全部否定しちゃった感じ。大好きだったあの人に久しぶりに会ったら、こっちはすごく大切な思い出だったのに全部茶化された感じ。いや、例えばの話ね。
木村一号さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-10-10 20:51:31)
31.《ネタバレ》 MATRIX3部作は、ストーリーの難解さも斬新なショットとアクションも好きな映画でした。あまり評判の良くない3作目も含めてね。だから続編が発表されたときは、期待と不安が入り混じった気持ちになりました。

結果...不安が的中...

ストーリーや設定が難解なのは、MATRIXだし仕方ないかなあとも思うのですが、それにしても弄りすぎ。3部作以上に訳の分からんことになっています。モーフィアスとスミスが一体化?途中で分離したの?粒子の人はなんなんだ?モーフィアスって3部作とは同名別人?などの疑問ばかりが湧いてきます。とてもじゃないが理解できないのは、私の頭が悪いだけではないと思うのですよ。

加えてアクションにキレが全くない。カンフーの動きが遅く力が入っているようにも見えない。旧作でセラフと戦った場面などと比べると雲泥の差です。若い人たちの戦いぶりにも迫力が感じられなかったので、キアヌが歳をとったせいだけではないはず。新キャラクタへの感情移入もないので、最後の乱闘では味方と敵の区別も難しい始末でした。

もう1点、モーフィアスが軽すぎる...3部作ではモーフィアスのネオを信じきりザイオンの再生を確信している心が、ストーリーを重厚なものにしていたと思うのですが、今回のモーフィアスは軽いことこの上ない...

ストーリーの面からもアクションの面からも、ちょっと良いところが見当たらず、ときおり挿入される旧作のシーンの方が印象深いのでは、高い点を付けようもありません。残念です。
EOSさん [DVD(吹替)] 3点(2022-10-06 01:44:47)
30.《ネタバレ》 1を見た時のような鳥肌が立ち脳汁が出まくるような革新的な演出は皆無で、20年経って逆に大幅に退化した感じですね。その後あまり評価されてないウォッシャウスキー監督ではなく別の監督にやらせた方が良かったんじゃないかな。バトルシーンのアイディアの面でもジョン・ウィックの足元にも及ばない感じで残念でした。
映画大好きっ子さん [インターネット(字幕)] 5点(2022-09-30 22:27:53)
29.《ネタバレ》 マトリックス 1作目を何十回も見ているということもあり、
1作目を彷彿とさせるシーンの数々は皆さんの感想とは逆でかなり好印象でした。
が、同時にいつまで1作目にすがっているのかという印象も受けますね。

アクションに関しては1作目のような感動はなく・・・
正直、良いところはスミスとの戦闘シーン くらいでしたかねー・・・
覚醒した能力(見えないバリア的なやつ)を多用しすぎてイマイチでした
個人的にボットは余計でしたね 使うにしてもプログラムなんですからもっと論理的に使ってほしいところです。
大群戦・カーチェイスは好きじゃないのも伴って、さらに減点

結局二人が揃ったらなんでそんなに強いのか という謎はわからないままでしたが
そこが揺るがないのは良かったです。機械が二人を復活させた理由や過去の記憶を精神の病気にしている点も
大きな矛盾もなく、よく考えられた設定だと感じました。

序盤の流用や会議シーン 辺りは無駄に長くマイナス点ですねー
ラストは嫌いじゃないです
メメント66さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-09-20 01:22:33)
28.《ネタバレ》 うーん、長過ぎる。かつ中途半端。
新たなストーリーなのか同窓会なのかハッキリしてほしい。
大人の事情があるのかもしれないが、ローレンス・フィッシュバーンが出てこないのもちょっと残念。
ジョン・ウィックでキングが出てきたわけだから、やはりこちらにも出てほしかった。というか、ヒゲのキアヌ・リーブスを見ると、もうジョン・ウィックにしか見えない。

ところで、最初のほうの、ホテルの電飾をバリバリさせて落ちるシーンは、ポリス・ストーリーのオマージュ?
チェブ大王さん [インターネット(字幕)] 1点(2022-09-18 18:18:45)
27.《ネタバレ》 好きな方には本当に申し訳ないのですが、これは紛れもなく駄作だと思いました。もうただただつまらない。
そしてマトリックス3部作がいかに素晴らしかったか、なぜ素晴らしかったのかを思い起こさせる作品でもありました。
序盤の、ワーナーブラザーズが続編作れと言ってるだの、ネオのあのシーン流行ったよなとか言って反り返るだのシーンで唖然。
こんな展開、ファンは求めてたのかと。そしてあれだけスタイリッシュにカンフーを見せてくれていたネオが本作では「空気を押すだけの人」に成り下がってるわけです。
過去作のオマージュシーンも出てきますが、「その距離から大量のマシンガン撃れまくってその動きの遅さでなんで弾当たらんの」っていちいち思っちゃう。
本作のアクションは全体としてそんな感じなんです。ハラハラしない。そしてマトリックス3部作は1ショット1ショットすごく印象に残ってるんですが
本作のアクションは全然印象に残らない。これはなぜなんだろうと調べてみましたが、3部作は全てのシーンをあらかじめしっかり考えて
プリビズも作ってかっちり練られて作られてるんですね。でも本作はそういうのをせずにその現場で思いつきでどんどん撮っていくという手法を用いてる様です。
そういう自由なスタイルが向いている作品もあるとは思うのですが、このシリーズでは逆ではないかと。いたって凡庸に見えるのはそれが理由だと思いました。
設定やスタイルなど、過去作をくさすような態度で、本当は続編作りたくなくてわざとこうでもしたのかと思っちゃうぐらい。
実際は、両親の他界や性転換後の影響などでラナ・ウォシャウスキーは心が揺らいでいて、それで本作を思いついたそうな。
でも妹のリリーは魅力的でないとの理由で参加しなかった。私は妹の意見に賛同ですね。
要は2億ドル使って、自分のセラピー映画を作ったということでしょう。目的が個人的すぎるからこんなことになってる。
もちろん、制作者にとっては作品は自分のものという思いが強いでしょう。でも一度作品を世の中に出したら、それは「みんなのもの」になる。
その辺をもう少し考えて欲しかったなと思います。終盤の高層ビルからのジャンプシーンはCGでなく実際にやってるみたいです。キアヌとキャリーの勇気に免じて4点献上。
あろえりーなさん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2022-06-09 15:25:36)(良:1票)
26.《ネタバレ》 20年越しの「復活(Resurrections)」という名の「強制再起動」。
昨今90年代前後の大ヒット映画のリメイクや続編製作が連発される映画界において、本作もプロジェクトの発端そのものはその例に漏れるものではないだろう。
ただ、本作には、そういった現在の映画界に蔓延するネタ不足と、マンネリ化を超越して、「マトリックス」という映画世界そのものとそれがもたらした文化を俯瞰して再構築するという“メタ視点”と“反則技”が満ち溢れていた。
そこには、単なる“アイデア不足”にはとどまらない意欲と、本作単体としてのアイデンティティがあったと思う。

1999年と同じく、主人公ネオ(=アンダーソン)を演じるキアヌ・リーブスが、かつて「マトリックス」という大ヒットゲームを生み出した伝説的クリエイターとして登場し、ゲーム会社に囲われるようにして、惰性の日々を貪っているというメタ的設定がまず面白い。
マトリックストリロジーの顛末を経て、「救世主」としての“役割”を全うし、機械支配からの解放を促したはずの彼が、再び囚われの身になっているという状況が、何を表しているのか。
映画史の文脈を超えて、文化的、社会的な革命の象徴となった「マトリックス」という映画世界が生み出した価値は、何を生み出し、その後時代の変遷と共にどのような位置づけに変わっていってしまったのか。

そこには様々な要素と解釈が入り混じり、我々映画ファンを再び“鏡の世界”へと誘っていた。
週末の深夜、眠気と戦いながら動画配信サービスで一度観ただけでは、正直理解しきれない部分は多いし、正確な解釈をしきれていないことは我ながら明らかだ。
やっぱり出来栄えに訝しがることなく公開時に映画館で観るべきだった、と後悔は否定できない。

ただ一つ強く感じたことは、本作はオリジナルに引き続き監督を務めるラナ・ウォシャウスキー監督の極めてパーソナルな感情や心情、人生模様が如実に反映された作品として仕上がっていたということ。
マトリックストリロジーよって「自由」を掴み取ることの真意を文字通り革命的な映画世界の中で追求し、自分自身、映画人として、そして人間として、「自由」を追い続ける彼女の生き様とその強い思いが、この映画には満ち溢れている。
そう言うなれば本作は、「マトリックス」を生み出した一人であるウォシャウスキー監督だからこそ許されるセルフパロディであり、壮大な「個人映画」だったのではないかと思えるのだ。

1999年の「マトリックス」第一作のラストシーンを模した主人公たちの飛翔には、あの時と同じ高揚感を覚えた。
この後の続編がまた生み出されるのかは知らないけれど、時代が変わり、価値観が変わっても、「自由」を追求するための可能性は無限に広がり続ける。
鉄腕麗人さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-05-20 22:42:24)
25.《ネタバレ》 ウォシャウスキー「姉妹」の知的格闘の跡が見られて、とても面白かった。
が、これもDVDで見て、分からなくなると、再生を止めて考えて、また見ることを
したから何とか自分なりに解釈できたのであって、2時間強を一気に見せられたら、キツイと思う。

マトリックスシリーズの大胆な続編。
つまり、3までのマトリックスは、アンダーソン(キアヌ)のつくった仮想現実に
自分が取り込まれたからの話だったとする、全く新しい続編である。
そして、興味深いのは、もう一人、精神分析医が出てきて、彼のつくる物語に
色々関わってくるということ。

しかし、話は理詰めではない。
前回までの戦いの続きや、アンダーソンの世界のキャラが引き続き、
コンピューターのスミス(モーフィアスとの合体?)と戦ったり、
分析医との戦いにキャラたちが暴れまわったり、
ついには、この分析医の動きを読むアンダーソンの世界のキャラの登場、
スミスが人間の世界のさらに上手を行ったり、
実にかなり面倒だったろう監督とカウンセラーとのやりとりの苦悩が、映画の世界に膨らみをもたらしている。

そして、可哀そうなアンダーソンを救うのは、愛する女トリニティ(人妻であるとかないとかは不問)なのである。
最後、飛べないアンダーソンを救うのは、飛べるトリニティだった。
そして、彼女は分析医に蹴りを入れると、二人は世界を飛び回るのだった、というお話。

面白かった!
最高の続編!
トントさん [DVD(字幕)] 8点(2022-04-25 00:39:41)
24.《ネタバレ》 まず結論から言ってこれ、作る意味あったの?と。そりゃあ歴史的ブームを巻き起こした「マトリックス」が完全新作として作られれば話題性もあるし、観客動員も望めるかもしれない。それは過去にも他の作品で行われてきたし、取り立てて問題視するようなことでもないかも知れない。でもな~それならそうでもっとこう、アグレッシブに作って欲しかった。めっちゃ守りに入ってるじゃん。守りに入りすぎて全然面白くない。 無理のない設定にするために機械との平和条約はちゃんと守られたままで、じゃあどうやって戦いを生み出すのかといえば、伝説として語り継がれてきた英雄ネオが実は生きているのを知って、それを勝手に助け出しちゃうと。でお次はトリニティも生きていて助けに行くと。人間たちは皆平和に暮らしているのに。機械も攻めては来ないのに。無理やりすぎでしょ。それととにかく物語のテンポが悪い。あとアクションも味気ない。見るとこほとんどない。新キャラも魅力ないし、エージェント・スミスも配役代わってなんだかな~だし。とにかく最初にも言ったようにマジで作る意味あったのかと。「マトリックス」はあの3部作のままでよかった。そう再認識させられました。はい。

あ!大事なこと言い忘れてた。本来なら死んでいたはずなのにわざわざ生き返らせてくれた機械さんたちにちゃんとお礼を言わなきゃですよ、ネオとトリニティのお二人さん。てかほぼサイボーグだけどねw

唯一面白かったのはビルから落ちてくる人間爆弾。あのシーンはおぞましさや恐怖を通り越して爆笑ものでした。
Dream kerokeroさん [ブルーレイ(字幕)] 3点(2022-04-19 15:41:32)
23.革新的な映像体験はできなかった。続編つくる必要あったのかな。
TERUさん [映画館(字幕)] 4点(2022-04-17 21:49:35)
22.《ネタバレ》 マトリックスは三部作全部好きです。でも、これは、ちょっと退屈。まず前半が退屈。あんなにしつこくいるかな、日常生活シーン。尺稼ぎかって思えちゃいました。あと、会話の中身がほぼ理解できないってのもマイナス。なんとなーくは、わかるんねんけど、全体的にモヤがかかっていて、てか、難しい言葉を使えば、なんでもかんでもOKみたいな世界観過ぎるとゆーか、理論こねくったら、攻略不可能の試練も、映画的盛り上がりを見せて解決ってのが、ちょっと都合良過ぎに思えました。いや理論上をはちゃんとしてるねんでって言っても、その筋の専門家じゃないんで、わかんないです。結局は、また捕まってしまったネオが助けられて、なんだかんだでトリニティを助けて、2人ともスーパーマンみたいになっちゃいましたとしか理解できないし、後、どこにもでも進入可能な便利な砂人間が仲間にいますとか、時間ゆっくりの中動ける敵も急速にクライマックスで弱くなりますとか、やっぱ都合良過ぎか。
なにわ君さん [インターネット(吹替)] 3点(2022-02-02 22:42:13)
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【点数情報】

Review人数 41人
平均点数 5.02点
000.00%
112.44%
200.00%
3819.51%
4717.07%
51126.83%
6512.20%
749.76%
8512.20%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review2人
2 ストーリー評価 6.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 6.66点 Review3人
4 音楽評価 7.00点 Review2人
5 感泣評価 5.00点 Review2人
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