1.《ネタバレ》 最近の邦画は、物語の背景、登場人物の状況、感情などを全部台詞にしてしまう傾向が強いが、
そんな作品群とはきっちり一線を画し、行間を読み取ることが求められる作品。
とはいえ、行間が広すぎてちょっと困ってしまう。
「認知症の親とどう向き合うのか」がテーマかと思いきや、
何で覚えてないんだ!と、認知症の人を怒鳴りつける始末。
親に捨てられた過去が忘れらないなら、付き合わなきゃいいだろ。
付き合うんなら、親の過去に目をつぶりなさい。親も自分も大人なんだから。
と、広すぎる行間で気持ちがもやもや。
そんな作品でした。