殺人捜査のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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殺人捜査

[サツジンソウサ]
Investigation Of A Citizen Above Suspicion
(Indagine Su Un Cittadino Al Di Sopra Di Ogni Sospetto)
1970年上映時間:114分
平均点:5.33 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
公開開始日(1971-09-18)
ドラマ犯罪もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2017-07-18)【S&S】さん
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監督エリオ・ペトリ
キャストジャン・マリア・ヴォロンテ(男優)ローマ警察殺人課長(のち公安部長)
フロリンダ・ボルカン(女優)アグスタ
脚本エリオ・ペトリ
ウーゴ・ピロ
音楽エンニオ・モリコーネ
配給コロムビア・ピクチャーズ
編集ルッジェーロ・マストロヤンニ
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【クチコミ・感想】

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3.このタイトルならば、普通はサスペンスかミステリーを想像すると思います。しかし全然違いました。確かに殺人事件は起きます。それも物語開始早々に。でもタイトルである殺人事件の捜査そのものは、あまり重要ではありません。メインとなるのは、殺人犯である主人公の心理描写です。それも、「捕まることを恐れる」や「罪の意識に苛まれる」といった、よくある類のものではありません。もっとアイデンティティの根幹に関わるような悩み。ちょっと哲学的ですらある。さらにこの犯人、変態なんですよ。上手くまとめられなくて申し訳ないのですが、そんなお話なんです。切り口は目新しく、興味をそそります。はまる人は、はまるのではないかと。ただ娯楽作品という感じではないので、面白いかというと微妙です。
目隠シストさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-12-13 18:08:49)
2.モリコーネさんの音楽が♪ぽよんぽよ~ん♪
この音が表すとおり、実に変わった物語。
ジャン・マリア・ヴォロンテさんはジェームズ・ボンド役かと思うほど、背広がびしっと決まってる。
でもやる事が不可解?なんで?
その上、周りの人もとてもヘンなのです。
珍味な物語。
たんぽぽさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2006-01-24 22:28:16)
1.この物語、めちゃめちゃ難解です。ストーリーが難解というわけでは無く、主人公の人物描写がです。公安部長に昇進した主人公は愛人を殺害するんですが、どうもその後の行動がおかしいんですよね。わざと自分の証拠を残したり、警察に対して挑発したり。そしてこの愛人との関係がまた複雑。過去にあった殺害シーンを再現してカメラに収めたり、主人公が性的不能の為変りにお互いののしりあってエクスタシーを感じている。もうこの構図からしてあやしい。ただ次第にこの主人公がホントは何がしたいのか明らかになっていくんですがこれまでの過程が十分に生かされてました。気になったのはこの主人公とそれを取り巻く男たちの描き方。権力に翻弄されながらも快感を感じる男たち、ベットシーンでなぜか男がパンツを脱ぐシーンがどアップ、やたらと顔が近い男たち。直接的な表現は無いんですが、ホモっぽい世界観を感じてちょとむさ苦しかったです。しかしこの作品の重厚な描き方に脱帽です。
さかQさん 8点(2002-05-04 13:07:30)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 5.33点
000.00%
100.00%
200.00%
3133.33%
400.00%
5133.33%
600.00%
700.00%
8133.33%
900.00%
1000.00%

【アカデミー賞 情報】

1971年 44回
脚本賞エリオ・ペトリ候補(ノミネート) 
脚本賞ウーゴ・ピロ候補(ノミネート) 
外国語映画賞 受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1970年 28回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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