296.《ネタバレ》 もう18年経ちますか。 原作未読のわたしにとっては、やはりみなさんと同じ印象の首チョンパ。だったんですけどね。 改めて見返す機会があり、未レビューだったこともあり、考え直す良い機会でした。 たしかに『?』ってところは多いけど、やっぱり山崎努さんが素晴らしすぎます。 それこそ残忍で稚拙な犯人のやってることが、いかに虚しいものであるか、被害者家族という怒りに身を焼き尽くされてもおかしくない立場で、問い詰めていきます。 そして因縁の首チョンパを経て、事件の風化を嘆くとき、同じく犯罪被害者として長く苦しむ彼に不意に救われるというものでした。 ショッキングな犯罪や、センセーショナルな演出に惑わされ、なにかを見失ってやしないか?目先にこだわって大切なものが見えてないんじゃないか?そんなことを自問させてくれる久々の鑑賞でした。 映画はたまに見返してみないといけませんねー。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-06-12 01:50:04) |
295.《ネタバレ》 ラストの誘導尋問的展開がカタルシスなのかと思いきやそれをぶち壊す首チョンパ。原作未読だけど、映画化に失敗している感が如実に感ぜられました。 【クレイバード】さん [DVD(邦画)] 3点(2020-06-11 22:18:07) |
294.《ネタバレ》 衝撃のラスト(笑)はご存知のとおり。でもそれだけではなかった。公開が15年前であることを鑑みても、演出が古臭い、というか映画自体が妙に古臭いんですよね。森田芳光監督と言えば、斬新な演出が光る80年代の映画の数々、その後も(ハル)あたりまでは時代を先取りした着眼点で、常に邦画界の先駆者だったと記憶していますが、あれから時が経ち、皮肉にもその時代の変化に乗り遅れて、迷走しているような印象すらうけます。中居くんもねぇ・・模倣犯とか知能犯というよりも、ただの無能犯にしか見えんし。唯一の褒めどころは、山崎努さん。まさに原作の有馬義男のイメージそのもので、当然うまいし、存在感は抜群です。でもひどい出来栄えの本作では、一人存在が浮きまくっていて何だか痛々しい。ちなみに宮部みゆき氏の原作は名作です。文庫全5巻を数日で一気読みしたくらい面白かったです。でもそれすら意味なしフォローにしかならないのがなんとも虚しい。 【タケノコ】さん [DVD(邦画)] 2点(2017-07-05 23:38:58) |
293.《ネタバレ》 なんかいろいろ言いたいことはあるんだけど、皆様が言い尽くしてくれているので、一言だけ。イチゴの食べ方が不快です。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 2点(2017-01-14 14:59:34) |
292.世の中には沢山の人に低評価されている映画があるが、どこまで低評価の映画を作れるか? 裏テーマでそんな、お題を与えられたらこれ以上の低評価を取れる作品を作れるだろうか。 ただ面白く無い寒いだけの映画だったら素人が、自主製作でもすればいくらでも作れるのだろうけど それだけでは同じ土俵に上がる事すら困難であろう。 ココまでの低評価を集めるこの作品も、別の意味では凄いのかもしれないが、 有名な原作、人気者のタレントやアイドルや巨額の制作費と広告。 それらの力を借りなければ、ここまでの低評価はとれなかったかもしれない。 それを思うと、この映画はある種の本物ではないのかもしれないね。 【デミトリ】さん [CS・衛星(邦画)] 0点(2017-01-08 15:00:28) |
291.《ネタバレ》 森田芳光監督の作品は、好きなものが多いです。 この映画も、監督のセンスを感じさせる場面は幾つかあるのですが、全体的に考えると「面白かった」とは言い難いですね。 原作小説に比べると、犯人であるピースを妙に大物扱いしているというか、感情移入させようと描いているような意図が窺えて、そこに違和感を覚えました。 勿論、それはそれで映画独自の魅力とも言えますし、犯人のプライドを刺激して自白を引き出す件など、原作で(いくらなんでも性格が子供っぽすぎる……)と感じられた反応が、比較的落ち着いたものに変わっている点は好み。 けれど、総じてマイナス面も大きいように感じられて、ラストの爆発シーンや、その後の「子供を託す」オチには流石に唖然。 全編に漂う独特の悪ノリ感、そして時折垣間見せる緊張感の緩急は決して嫌いではないのですが、ギリギリで「好き」と言える領域に踏み込んできてくれない、そんなもどかしさを感じた映画でした。 【ゆき】さん [DVD(邦画)] 4点(2016-04-08 11:29:35) |
290.監督は原作をちゃんと読んだのか? 大長編を2時間でまとめている地点で自爆確定(ピースなだけに)。本編とは無関係の44の謎は、わざと難解にして高尚にしようとする自信のなさの表れ。スマップの中居が主役、爆笑問題をキャスティングするセンスのなさ・・・話題性優先でもう終わってますね。これは何を言いたかったんだろう? こんな駄作でも力を吐いた山崎努と原作者への冒涜と捉えても不思議ではないだろう。山崎努の熱演に免じて1点。 |
289.《ネタバレ》 宮部作品が映画公開されると言う話題に、ファンの私は小説をいろいろ読み返している。そして、この映画を映画館で観てしまったことを思い出した。私は封印していたのだ。この忌まわしい「映画」を「わざわざ足を運んで」映画館に行き「正規料金を払い」、黒ひげ危機一髪を見せられたことを!! 【MILA】さん [映画館(邦画)] 0点(2015-03-07 00:30:18) |
288.《ネタバレ》 観客をバカにする、ふざけまくるということを表現した映画なのかなあと思いました。監督特有のシュールな空気がうまく表現されている箇所は面白い。しかし単に退屈な部分が相当多くて参りました。引っ張った挙句の首ポーンは爆笑。あそこのところは山崎努の台詞がとってつけたような白々しいもので彼が大根役者に見えてしまったのも笑えました。中居君の演技は映画の軽薄さと合っていて良かったです。 【マッイヤ~ン】さん [DVD(邦画)] 2点(2013-08-05 10:50:55) |
287.《ネタバレ》 原作を読んで本当に面白くて作る気になったのかい?こんな映画にしてしまうなんて森田監督、あんたは確信犯だよ。 【min】さん [DVD(邦画)] 1点(2013-01-21 20:05:24) |
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286.《ネタバレ》 とにかく演出がこざかしくてウザい。 新しいものに挑戦したかったのかもしれないが、サスペンスの雰囲気ぶち壊しで、小ネタを挟んでくるのも薄ら寒い。 明らかに宮部みゆきの作風ではないので、演出が台無しにしている。 ミステリーなのか、コメディなのか、ヒューマンドラマなのか、どういう方向を目指しているのかがわからず、座り心地の悪いままに話が進む。 結局、どこにもたどり着けず空中分解を起こしたかのような作品。 あの自爆してぶっ飛んだ黒ひげ危機一髪の首のように。 アレが最低評価を決定するとどめの一発だったが、突然シュールなナンセンスコメディになるとは…。 しばらく経っても、あのシーンだけで思い出し笑いができるくらい。 でも、原作者と映画館に足を運んだ観客は笑えなかっただろうな…。 【飛鳥】さん [DVD(邦画)] 0点(2013-01-06 00:52:49) |
285.誰がなんと言おうと傑作。爆笑問題へのつっこみはわかるけど、最後の仲居のシーンでツッコム人はこの映画の深さを理解してないと思う。これだけの映画を評価が低いというだけで見ない人がいるというのが残念だ。(責任持てないので、一応これだけ批判があると言うことを頭においてから見てねw) 【映画大好きっ子】さん [DVD(邦画)] 9点(2012-05-27 23:32:37) |
284.《ネタバレ》 原作を読んでいないので、面白いと思った部分はあります。藤井隆を二人で冷徹に笑い者にするシーンと、「あなたに何が分かるんですか」とか言ってしまったベンチでの会話シーンと、オリジナルの犯罪であるとする犯人のプライドを利用して自白に持ち込んだラストの罠。これに関しては評価します。けれど、それはきっと、もともと原作そのものが持つ面白さなんでしょう。となると、映画自体におくる言葉としては「原作は分厚い上下刊だったと思いますが、それを2時間枠に削るのは大変だったでしょうね」ということぐらいか。そして、あの首チョンパでホントに全てを台無しにしてしまいましたね。ジャニーズの力がかかってこんなことになったのか、それとも監督自身のセンスなのか・・・??? 出来たCGに「こりゃダメだ!」と思ったものの、やり直させる時間も予算もなかったのか??? CGクリエイターのやる気を損ねる対応でもしていたのか??? いや、いずれにしても絵コンテなり指示なりあるはずだから、勝手に首チョンパが出来たわけじゃあるまい。生々しくしないためという意向があったにせよ表現手段は他に十分考えられる。それこそが監督の手腕のはず。とにかく普通だったら、全てをドブに捨ててしまうような、こんなヒドイ演出はあり得ないでしょう。どうして関係者の誰もダメ出ししなかったんだろう? それに中井くんじゃなくて、ちゃんとした本業俳優さんを起用して欲しかったです。かるーくお茶の間バラエティに出放題のタレントが担うべきキャラではないし、そのイメージを忘れさせるほどの演技者でもないのだから。もう、それだけで映画の質がかる~く感じてしまう。木村佳乃の演技もダメでした。この映画については原作者の感想(本音)を知りたくなります。きちんとした映画として、腕のある監督さんにリメイクして欲しいです。思うのですが、軽々しくジャニーズタレントなどを起用してしまう映画に足を運ぶ馬鹿ギャルの数が減らないと、日本映画(テレビドラマも含め)の質は向上しないのでは? ちゃんとした俳優を主役に立てない邦画は、どれだけ原作が好評でも警戒すべきと学びました。森田という監督の作品は疑ってかかった方がよいとも覚えました。点数は映画というより原作のアイディアに与えてるものと思ってください。 【だみお】さん [映画館(邦画)] 4点(2012-03-21 17:18:28) |
283.《ネタバレ》 まあ、首チョンパのシーンは個人的には面白いので良いとして、なんだか話の内容の割に緊張感やカタルシスをほとんど感じられない作品。 【ashigara】さん [DVD(邦画)] 1点(2011-07-07 13:12:36) |
282.《ネタバレ》 伏線が張られ、登場人物の内面を丁寧に描いていた原作をことごとく破壊してしまった本作はある意味凄い。 それでも、最後のピースの爆死シーンさえなければ、もう少しましな評価だっただろうけどね。 本作の試写会で原作者の宮部みゆきが途中退席したという噂があるが、退席する気持ちも分かる。最後まで観ずに済んだことを感謝しているだろうね。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 1点(2011-04-06 00:52:35) |
281.原作は面白いと思うが、映画はいまいち。 感動させたいのか、怖がらせたいのか、観客をどうしたいのかがわからない。 この作品に森田監督はきつかったかも。 |
280.友人に「「もうこはん」っていうすごい駄作があるんだけど、暇だったら見てみ」と言われました。本作のことでした。 【ジャッカルの目】さん [DVD(邦画)] 0点(2010-11-19 02:05:52) (笑:3票) |
279.《ネタバレ》 これ最後どうやって終わらせるんだろ、って思ってたらああだった。 クソ映画だと断言できる数少ない映画。 【虎王】さん [地上波(吹替)] 1点(2010-09-24 21:23:30) |
278.《ネタバレ》 でも最後の ドッカーン なんてね は 大爆笑。 本気で作ってるとしたら色々疑っちゃうけど わかってるとしたら凄い才能。 【Pecco】さん [地上波(邦画)] 5点(2010-07-12 22:09:47) |
277.最後の最後でなんだこりゃ??って作品。話の筋的には好きっぽいし、人気のある原作者さんなのできっと原作は面白いんだろうな~。だとしたら誠に残念。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 3点(2010-06-08 15:48:01) |