あんなに愛しあったのにのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ア行
 > あんなに愛しあったのにの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

あんなに愛しあったのに

[アンナニアイシアッタノニ]
C'eravamo Tanto Amati
1974年上映時間:123分
平均点:7.83 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
ラブストーリー
新規登録(2003-10-18)【_】さん
タイトル情報更新(2022-09-15)【にじばぶ】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督エットーレ・スコラ
キャストヴィットリオ・ガスマン(男優)ジャンニ
ニーノ・マンフレディ(男優)アントニオ
ステファノ・サッタ・フローレス(男優)ニコラ
ステファニア・サンドレッリ(女優)ルチアーナ
ジョヴァンナ・ラッリ(女優)エリーデ
アルド・ファブリッツィ(男優)大富豪カテナッツィ
フェデリコ・フェリーニ(男優)本人
マルチェロ・マストロヤンニ(男優)本人
ヴィットリオ・デ・シーカ(男優)本人
脚本アージェ・スカルペッリ
エットーレ・スコラ
音楽アルマンド・トロヴァヨーリ
撮影クラウディオ・チリロ
製作ピオ・アンジェレッティ
アドリアーノ・デ・ミケーリ
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
6.飛び込み台の上で男が止まっている間に、すべてが語られる物語。止まって動かなくなると、何も聞こえなくなる趣向、ってのがあるの。そして登場する人たちがローマから出たがらない、ってのもある。だから戦後ローマ史でもある。あとブーフーウーみたいな童話の「3兄弟ものパターン」もあって、長男次男は金持ちであったりインテリであったりするけど家庭を失い、プロレタリアートの実直な末っ子は幸福な家庭を持ちましたとさ、って。そういったブーフーウーのパターンに寄りかかり過ぎたのが、若干弱点にも思える。「落伍者は物知り顔になる」なんてすごいセリフもあった。イタリア女性であるヒロインの25年後はもっと太ってるんじゃないか。まあイタリアお得意の微苦笑の世界です。4分写真で泣き顔になっていくとこ。お肉を吊るすギャグ。ブルジョワ家庭のガレージから車がどんどん出てくるとこ。などが印象的。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2014-02-05 09:43:32)
5.大げさにいうと、この映画から人生を学んだ気がした。一発大逆転も、晴天の霹靂も人生にはないんだな、と。でも確実に励まされたような、肩を抱かれたような、そんな気がした。放射線状に3人が別々の方向へ歩みだすシーン、なぜだか美しくて目の奥が熱くなった。
tottokoさん [ビデオ(字幕)] 8点(2011-09-21 17:52:56)
4.《ネタバレ》 映画愛、ずばりこれに尽きる。イタリア人監督による祖国イタリアへの思い、尊敬するイタリア人監督への愛、そんな愛に満ちた映画である。一人の女性に対して同じ思い、愛を抱きながらも全く違う道を歩む。時には本気になって殴りあいの喧嘩をするも、最後はみんな、仲良くと、喧嘩するほど仲が良いとはよく言ったもんで、この映画のあの三人の男達を見ていると解る気がする。解ると言えば自分が大好きで大好きでたまらない映画、ここで言うならクイズ番組でのニコラの姿なんて同じ映画ファンとして解りすぎるほどよく解る。間違ってない。絶対に正解だと自身満々に答えたのに駄目だとされ、納得いかずにテレビ局に五回も抗議し、全て拒否されるあのニコラのキャラクターが私は好きで好きでたまらない。映画の中に幾つもの映画のシーン、それもモノクロやセピア色などとこれまた昔の映画が好きな私にはストーリーよりもそういうシーンを見ているだけでも楽しかった。同じ映画を同じ場所で見ているイタリア人の顔付きの良さ、映画ってやはり良いもんですよね。て、今は亡き水野晴郎さんの真似をしたくなりました。ラストにあのクイズに出された「自転車泥棒」を撮ったヴィットリオ・デ・シーカにこの映画を捧げる。とあるのを見て、同じ映画監督として、これほど嬉しい言葉はないのではないでしょうか!デ・シーカ監督もきっと喜んでくれたに違いない。ここ一ヶ月の間にこのエットーレ・スコラ監督作品を3本見たことになるけど、この監督さんの映画、好きです。他のイタリア人監督に比べてどの作品もコメント数少ないけど、もっと多くの人に見て欲しい。心からそう思う。
青観さん [ビデオ(字幕)] 8点(2009-11-16 21:23:57)(良:1票)
3.《ネタバレ》 戦争中はレジスタンスとして戦った3人の男と彼らのその後の人生に深く関係する事になる1人の女。この4人それぞれの戦後の人生―その出会い、別れ、そして再会―を淡々と描き、戦後のイアリア社会や価値観と彼らの人生を重ね合わせる語り口が素晴らしかったです。作品全体がどこか物悲しくもコミカル、そして何ともいい味の人間臭さが漂います。スコラ監督は「スプレンドール」という映画館をテーマにした素晴らしい映画を作っていますが、本作でもスコラ監督の映画への深い愛情や熱い思いを感じずにいられません。デ・シーカ、フェリーニ、マストロヤンニらを本作の中にさりげなく登場させ、特に仲間の1人、ニコラが映画の知識を問うクイズ番組に出る。その時にニコラが熱く語るデ・シーカへの思い。デ・シーカ監督を尊敬してやまないというスコラ監督。このクイズ番組でデ・シーカを熱く語るニコラの姿はひょっとしたらスコラ監督ご自身だったのではないでしょうか。もう一度観たいけどなかなか観るチャンスが無い映画です。(タダ同然で買った中古ビデオ。でも一度観て2度目の再生の途中でビデオテープがクラッシュ…涙。でもよくぞ1度目、最後までもってくれたとも思う…)ぞふぃさんも書かれている通り、僕もDVD化して欲しい映画なんですけど無理かなあ。ホント、もう一度観たい!
とらやさん [ビデオ(字幕)] 9点(2009-03-31 19:45:02)(良:1票)
2.《ネタバレ》 今を去ること20年近く昔に友達と映画館で観ました。
友達は「ニューシネマパラダイス」が観たいと言ってたんだけど結局彼と観ちゃったから、最初私が観たがっていたこっちに急遽行くことになったっていう、あまり最初から期待度の薄い観賞。・・・・
しかし、いやー観て良かった!!オープニングからしばらくモノクロで話を進み、「ヤバっ!!これハズしたかな」って隣の友達の様子が妙に気になったのも事実ですが(だって観たがったの私だったし・・・)、でも進んでいくうちにだんだん引き込まれていく力にこのスコラ監督の凄さを感じましたよー!!・・・
ストーリーはレジスタンスで友達になった3人の男たちのその後の戦後の人生を淡々と描いている、ただそれだけの映画です。多分彼らの人生のクライマックスはそのレジスタンスが勝利した終戦、まさにそれであってその後の人生はまさにオマケみたいなもの。特に映画として描くようなものではない。
でもクライマックスが過ぎたからといってそこで人生が終わるわけではない、つまらなくともカッコ悪くとも生きていかねばならないのです。それが切ないほど伝わってくるんですよね・・・(くー!!あたしゃこういう話が大好きなんだワ)。・・・
DVDになってるかわかんないんですが、多分なってないんだろなー。レビュワーも私の前に一人しかいないし・・・残念!
で、このレビューを目にしてくれたアナタ!もしその後BSなんかで地味に放映の宣伝をしているのを見掛けたら、騙されたと思って是非観賞してみてくださいね。「あんなに愛しあったのに」なんて邦題名覚えやすいでしょ!
ただし万人にウケルとはなかなか断言できませんのであしからず。アナタがこの映画の感性に共鳴できるひとであることを望みつつ・・・というわけの「7点」献上です。
ぞふぃさん [映画館(字幕)] 7点(2007-01-12 17:06:33)(良:2票)
1.「特別な一日」と並ぶ、エットーレ・スコラの70年代の代表作、だそうです。たまたまBSで観たのですが、何とも不思議な感じでした。コメディっぽいところもあるし、冗談みたいな手法も使われていて、あんまり「名作!」ってな重さはないのだけれど、浮わついてないっていうか・・・強いていえば日本の森崎東みたいな印象も感じたんですけどね。観終わった後、妙に心がかきむしられるような、何とも言えないような余韻が残ります。音楽もちょっとクセがあるけど、映画と合っていて良かったな。
ぐるぐるさん 8点(2004-06-09 17:49:11)(良:1票)
別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 7.83点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7233.33%
8350.00%
9116.67%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS