5.《ネタバレ》 アニメとしてはいい雰囲気醸し出してましたね。退屈せずに観れました。とにかく、源氏の君と数々の女性たちとのやりとりや逢瀬の部分は楽しめました。大原麗子、風吹ジュンなどなかなかの豪華キャストですが、源氏役の風間杜夫の声と演技がよかったです。当時17歳だった横山めぐみが紫の上を演じていたのも興味深かったです。ストーリーとしては、ある程度原作を読んでおくとか、登場人物、あらすじをつかんでおかないと理解しにくいと思います。最後に源氏の舞で終わるのはちょっと・・・という感じでした。ん~、全体的に悪くはなかったのですがあのシメ方が・・・。私は原作未読なのですが源氏物語に少し興味があり、解説サイトと照らし合わせながら見たのでより深く物語の世界に浸ることができました。原作を読破された方の感想も見てみたいです。 【☆Tiffany☆】さん [インターネット(字幕)] 6点(2008-06-27 15:40:57) |
4.映像と音楽と世界に呑まれます(最高~)。いちばん美しかった映画かもしれません。是非もう一度劇場で見たい作品です。 【ジマイマ】さん 6点(2004-03-05 19:00:43) |
3.酔えました。ラストまで一部の隙なく酔えました。いろいろな形でこの古典に触れる機会はあれど、この作品ほど光源氏の身を切るような孤独を実感できたものはなかった。妖しいまでに美しい桜の花が、作品の中でちらちらと舞ったり、画面を埋め尽くすほどに潔く散ったりするのを眺めているうちに、杉井監督のマジックにかかってしまった。花が散るのはいずれ美がついえてしまう不安さを表している。ひとときの至福が、すぐにしぼみ、はらはらと掌からこぼれおちてしまうような不安定さがたまらない。桜の花びらはそのまま源氏のとどまるところを知らない人恋しさや、その気持ちが引き起こすトラブルを象徴しているような気がしてならない。この作品はストーリーを知るという目的で見るよりも、あらかじめ物語を予備知識に入れてから鑑賞した方が、より深い味わいを得られると思う。 【tony】さん 9点(2004-01-01 02:10:33) (良:1票) |
2.見ちゃったんですね~..これ.. 絵が綺麗だったことが唯一の救い... 【コナンが一番】さん 2点(2003-11-14 12:24:50) |
1.紫式部原作のアニメ作品。夕顔との出会いから須磨までの抜粋と言う事で、あまり期待しないで観ましたが、絵の画面構成が逸して良かった。正統派アニメーションの中でも、古典文学を意識した動画創りは悪く無い。空気感や独特な間…セリフの歩調などを見て、「銀河鉄道の夜」を思い出したが…なるほど、やはり監督は杉井ギサブローさんでしたか。源氏物語を独特な手法で見せて行くのは、個人的には好きですが、これが2時間続くとメリハリの効いたアニメを好む方にはやや苦痛を感じるやもしれない。私は単に光源氏に好感が持てないので単純評価ですが。 【_】さん 6点(2003-11-04 19:48:46) |