王様のサンドウィッチのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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王様のサンドウィッチ

[オウサマノサンドウィッチ]
King's Sandwich/KOROLEVSKY BUTYERBROD
1985年ソ連
平均点:7.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
アニメ
新規登録(2004-06-13)【おおしまけんいち】さん
タイトル情報更新(2004-06-27)【おおしまけんいち】さん
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監督アンドレイ・フルジャノフスキー
あらすじ
 王様が「バターを塗ったサンドウィッチを食べたい」と言うので、王宮付きの役人が早速牛に頼みに行った。しかし、牛さんに牛乳を出すことをしぶられてしまい、王様はふて腐れてしまった・・・
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【クチコミ・感想】

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1.《ネタバレ》 絵はかわいらしいが痛烈な文明批判。この映画と前後したペレストロイカによって旧ソ連は市場経済になるが、この文明批判は資本主義もソ連型社会主義も根は一つ、と言っているだけに、ソ連批判に留まらずその後の西欧化にまで批判が生きたことで、この監督フルジャノフスキーはローカルな監督に終わらなくなった。
 一個のサンドウィッチを作るためには膨大な人員が資材獲得の為に動き、それで得られる物は一人の一食にも満たない。それを王様は「ワシのことをワガママだと言ったものはいない ワシは朝食においしいサンドウィッチを食べたいだけなんだ」と言う。確かに王様はサンドウィッチを作るために領土を侵略して来いとか略奪して来いとは一つも言っていない。
 「ワシのことを独裁者だというのか?!」というセリフも、自分がたいしたことをしていないと思っていることを示している。そんなことを言いつつも王様はふて腐れて閉じこもって国政をおっぽり出したり、あとでバターが手に入るとそこにいる人皆に勲章をあげるという無茶苦茶ぶり。市場機構は巨大で、ましてその頂点に立つ人がどうしょうもない人だったらどうなってしまうのか?!
 なおこの話では資本主義経済の社会分業を分業者を牛や何かに置き換えて漫画化している。この辺資本主義化もペレストロイカの影響なのだろう。
おおしまけんいちさん 7点(2004-06-28 10:04:32)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 7.00点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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