1.《ネタバレ》 劇場未公開作品なのが非常に勿体無い映画。世間のこの映画に対する位置付けは悪くも、なかなか面白い作品でした。ストーリーも分かりやすく、ちょっとしたサスペンス風味のコメディ…と言う感じで無難に楽しめます。しかしながら、ポーリーナ・ポリスコワのこの美しさは思わずため息が出てしまう。いくらなんでも、ラジー賞のワースト主演女優賞にノミネートは失礼きわまりないと思うのだが。彼女との生活をなんとか小説に活かそうとイメージを膨らませつつ、得体の知れない彼女に不審感を抱くまで段々と自分の書く作品と現実とのギャップが生じ、最後まで引き付けるサスペンス的な展開は良い。ちなみに、弓矢の練習で誤ってお尻に矢を当てちゃって…、と言うシーンが可笑しくて笑えました。この取って付けたような笑いもやや微妙なものがあるのだが、個人的にはこういう笑いは結構好きでした。全体的にも上手にまとまっている作品。