9.《ネタバレ》 なるほど。一家3人が殺されたお屋敷に帰ってきたにもかかわらず、目の不自由な主人公が死体に気がつかないってところがピーク。それ以降、この聡明な主人公がどうやって、ならず者と戦うのかと思いきや、そうはいかないのですね。確かに、それは無理筋でもあるが。舞台が広がったとたん、物語が散漫になった気がします。若い頃の大竹しのぶを彷彿させるミア・ファローがうまいなという感想を最後まで超えませんでした。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 4点(2021-01-29 18:01:37) |
8.《ネタバレ》 遊びに行って帰ったら家族が全員殺されている。主人公はそれに気づかないという身の毛もよだつシチュエーション以降、目が離せませんでした。殺人者の姿が下半身しか見えないということで、その正体について一ひねりあるんだろうとあるんだろうとは思いましたが、あなたですか?意外なだけで辻褄が合わないような・・・。 【次郎丸三郎】さん [DVD(字幕)] 7点(2020-12-18 22:53:54) |
7.《ネタバレ》 個人的には、冒頭から主人公が三人の死体を発見して、地下に落ちるところまでが物語のピークだった。 三人の死体の見せ方やそこに至るシークエンスはジャパニーズホラーに影響を与えている気がしたし、死体を発見しパニックに陥る事で、今まで歩きなれていた家が、彼女に対して全く違う顔を見せる恐怖の演出もよかった。 演出とカメラワークでここまで恐怖や緊張感を作り出せるのは凄い。 「絞殺魔」でも思ったが、未知のものに見られる恐怖の描き方が生々しく、真に迫ってくる。 それはラストカットの無数の野次馬の目線にも象徴されていた。 【ちゃじじ】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-02-20 22:55:49) |
6.《ネタバレ》 『暗くなるまで待って』くらいの面白さはあるのかなと期待し過ぎました。のっけから映画のノリがなーんか変です。音楽そのものの出来はいいけれど、めっちゃくちゃ浮きまくってます。浮きまくった音楽の中で妙なオーラを放つブーツ足だけの移動映像。 家屋内での攻防が繰り広げられることを勝手に想像していたら、さっさと外に逃げ出す。で、ジプシーに妙なところに監禁されて、もうこれでは彼氏も見つけられまいと思っていたら、なんということでしょう…。安易な脚本に一気にテンション落ちました。おまけに、犯人いつの間にこっち来たんだ状態。 でも、この映画で描かれるジプシー、なんだかコワイよぉ〜。『悪魔のいけにえ』を思い出す何かがある(こっちの方が3年先)。理解しようのないヤバさみたいな妙な空気を持ってる。実際にはどんな人たちなんだろう? 【だみお】さん [DVD(字幕)] 5点(2016-02-11 21:27:18) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 ○サスペンスの中でも一回作ってしまえば同じような作品は出てこないような設定の映画。○主人公側は良いとして、犯人側の描かれ方がもう一つな印象。動機など含め、やりようによってはもっと面白くなったと思う。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-10-27 00:25:49) |
4.盲目の女性と顔の見えない犯人、という設定が上手い。ただし、ほぼそれが全てで、もっと奥行きを持たせることも可能だったかも、というのがちょっと惜しい。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-10-18 13:23:09) |
3.《ネタバレ》 盲目のヒロインに危機が迫るサスペンス。オードリー・ヘプバーンの「暗くなるまで待って」が思い出されますが、こんなに面白い映画があったとは。 最後の最後まで犯人の顔を見せず、特徴的な模様のついた皮のブーツの下半身を延々と見せる。ミアだけでなく、見る者にも犯人が何者なのかを全く見せない。しまいにはイライラしてくる。屋敷に惨劇が起こってから発覚するまでのミア・ファローの見せ方、無音の空間の小さな物音や床に散らばる惨劇の痕跡の使い方も実に巧い。 更に本作は屋敷の中だけにとどまらず、屋敷を脱出後もラストまで幾重にも張り巡らされたミアに迫る危機に息つく間も与えない。泥だらけになりながら”見えない恐怖”を熱演したミア・ファローに脱帽。作品の展開の中で表情や人相までも変えていく。確かな演技力を持つ素晴らしい女優さんだと思います。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-06-09 22:53:00) |
2.ほぼ同時期のスピルバーグの「激突」のように犯人は足元だけしか写さずに見ているこちらも盲目状態に陥れて目が離せず画面に引き込まれました。不安な恐怖体験をミア・ファローが大熱演!! 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-05-15 13:35:31) |
1.いやぁー、これは掘り出し物ですよ。たぶんお金はあんまりかかってないと思うけど、ストーリーと見せ方でこうも面白いものが出来る!というお手本。最後まで終始ハラハラドキドキ楽しませてもらいました。 【あろえりーな】さん 8点(2004-11-18 00:22:58) |