7.《ネタバレ》 ふと思い出して検索してみたら、本作が登録されていたのね。
視聴時期はテレビアニメが流行っていた当時のものになります。
原作漫画もテレビアニメも本気で見てはいけない類のものだよ。
全国大会前後からテニスの形をした"テニヌ"という格闘技を描いた能力系バトルギャグ作品です。
中盤の不二の必殺技の演出からギアが入ってきて、ますます現実離れした展開に。
特に手塚ゾーンは腹を抱えて笑いっぱなしの歴史に残るシーンだろう。
テニスの試合で豪華客船が沈没して、水中で球の打ち合い、
終いにはドラゴンボールみたいに空を飛んで、服がビリビリに破れて全裸でスーパーショット。
あれってイメージですよね?演出ですよね?
そういうツッコミを入れながら見る映画です。
なお、続編の『新・テニスの王子様』になってからは、予想の斜め上をいく能力系バトルギャグ漫画になっており、
あまりの開き直りっぷりと、連載から25年経っても勢いが一向に落ちないのは凄いとしか言いようがない。