2.《ネタバレ》 のちに「グレン・ミラー物語」でも夫婦役でタッグを組むJ・スチュアート&ジューン・アリスン。初共演のこの映画でも息ピッタリの素敵なコンビネーションを見せてくれます。ルー・ゲーリックの伝記映画「打撃王」でも、メジャーリーガーの日常生活をヒーローとしてではなく、ごくフツーのありふれた人間としての一面を細かく描写したサム・ウッド監督としては二番煎じとは言わないまでも、きっとこれは手馴れた題材だったと思われます。全編から「古き良きアメリカ」の雰囲気が伝わってきて、安心して観られます。プレーの興味うんぬんより、夫婦役お二人の息の合った競演っぷりが一番の見どころ。いいなあ、このお二人。ホントお似合いです。