1.《ネタバレ》 少なくとも公開前は「テレビの最終回から4年後の世界」と謳っておいて、実際半年後に製作されたテレビの最終回とは全く矛盾しかない場当たり的な最低の構成。
中途半端に堤幸彦監督を意識した序盤のカット割りも、中盤以降の陳腐なミステリー仕立ても半端すぎて観るのも不快になってくる。
死亡した二人の持っていたカードが「4」と「J」なので、犯人は志村純一って……死んだ二人は互いの持っていたダイイングメッセージカードの内容をしらないはずだし。
物語の鍵を握るアルビノジョーカーとやらの存在も謎。
バトルファイトとやらの構図の中でなぜ存在していたのかが全く描かれていない。
また、各キャラも映画制作時のテレビ内でのキャラの延長上として描かれている為に、全くテレビのその後の成長が繁栄されていなく、(最終回との)内容の矛盾も併せて、その場しのぎ感が強すぎる。
ただ、新世紀ライダーのアクションはそれなりにスピーディで見ごたえがあったので2点。
それ以外は-1点。