尼僧ヨアンナのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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尼僧ヨアンナ

[ニソウヨアンナ]
MOTHER JOAN OF THE ANGELS
(MATKA JOANNA OD ANIOLOW)
1961年ポーランド上映時間:108分
平均点:6.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画オカルト映画
新規登録(2005-08-12)【ユーカラ】さん
タイトル情報更新(2009-11-13)【S&S】さん
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監督イェジー・カワレロヴィッチ
キャストルチーナ・ウィンニッカ(女優)
脚本イェジー・カワレロヴィッチ
配給東宝東和
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【クチコミ・感想】

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2.《ネタバレ》 この映画の題材は17世紀にフランスでおきた『ルーダンの悪魔憑き』事件で、中世ポーランドに時代を置き換えています。ほとんどのシーンが荒野に建つ修道院内で展開されますが、確かに悪魔払いを務める神父が自ら悪魔をとり込みわが身を犠牲にするところなど、映画『エクソシスト』に強く影響を与えている気がします。モノクロ画面はあくまで静謐感にあふれ、荒れ果てた修道院周辺の風景が強いインパクトを与えてくれます。そして悪魔に取り付かれた修道院長を演じるルチーナ・ウィンニッカが見せる異様な狂気の演技、おぞましさを通り越して美しさを感じてしまうほどです。自分なりの解釈ですが、この映画は歴史事実を隠れ蓑にしていますが、共産政権への痛烈な批判がメッセージとして隠されているのではと思います。修道院は自由が極端に抑圧された社会の暗喩となっている気がします。そんな社会で人間性を取り戻すには、『悪魔』に取り付かれるしか逃げ道がないのではとも考えてしまいます。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-01-19 20:58:18)
1.何だかとてつもなく嫌なもの、恐ろしいものを見てしまったような気がする。あの修道院の異様な雰囲気、冷たい感じ、出てくる人物もどこか冷めていて何を考えているのだろうか?ヨアンナに取り付いて離れない悪魔、祟り、黒い影、ヨアンナの美しさがある意味、余計怖い。そんなヨアンナが悪魔が去った後に見せる表情には安らぎを覚えずにはいられない。見ていても楽しい映画ではないし、むしろ、楽しいというよりも何と言うべきか?とにかく怖い。そして、悪魔に翻弄されていく人間の怖さ、この映画が言いたかったことは、私なりに解釈すると人は何かに対して怯えながら常に生きている。世の中、楽しいことばかりではない。楽しいことよりも辛いことの方が多いかもしれない。だからこそその辛さを我慢し、耐えることで人は強くなれるとでも言っているようなものをこの映画から感じ取ることが出来る。
青観さん [ビデオ(字幕)] 6点(2009-08-12 23:06:25)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 6.50点
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200.00%
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6150.00%
7150.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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