1.戦後長崎を訪れたアメリカ人の音楽家さんがほぼ主役。日本語ちょっとだけといいながらほぼ日本語通じてる。その割りに変なとこで英語になる、この辺がちょっと面白い。注目は端役で若尾文子が松葉杖の少女してます。ちょっとだけど台詞(しかも英語)もあって初々しくてかわいい。京マチ子は原爆で盲目になった琴弾きの女性を演じる。戦争に行った夫の帰りを待つことだけを楽しみに生きてる女性。そんなもんだから周りが夫の戦死したのを言えないって雰囲気が痛々しい。死ぬ間際に夫が残した音楽によって勇気付けられ生きていこうという感動の映画。