千姫と秀頼のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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千姫と秀頼

[センヒメトヒデヨリ]
1962年上映時間:85分
平均点:7.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
時代劇小説の映画化
新規登録(2006-03-30)【青観】さん
タイトル情報更新(2012-11-17)【ESPERANZA】さん
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監督マキノ雅弘
キャスト美空ひばり(女優)千姫
中村錦之助(男優)豊臣秀頼
高倉健(男優)片桐隼人
沢村貞子(女優)淀君
平幹二朗(男優)坂崎出羽守
菅貫太郎(男優)本多平八郎
北龍二(男優)本多佐渡守
千原しのぶ(女優)清水局
中村時之介(男優)大野修理
中村錦司(男優)鎧武者
三沢あけみ(女優)小百合
明石潮(男優)伊勢屋喜兵衛
花房錦一(男優)久松恵三郎
徳大寺伸(男優)上田栄之進
東野英治郎(男優)徳川家康
伊沢一郎(男優)徳川秀忠
近衛十四郎(男優)柳生但馬守
中里阿津子(女優)お貢
霧島八千代(女優)お時
香川良介(男優)坂崎勘兵衛
西崎みち子(女優)汐路
紫ひづる(女優)
富士薫(女優)浪江
月形哲之介(男優)出羽守家臣
熊谷武(男優)町人
遠山金次郎(男優)町人
富永佳代子(女優)町人
潮路章(男優)町人
大城泰(男優)町人
矢奈木邦二郎(男優)町人
矢野幸男(男優)町人
南方英二(男優)熊吉
鶴岡淳一(男優)平作
原作三上於菟吉
音楽斎藤一郎
撮影山岸長樹
製作大川博
企画神戸由美
栄井賢
配給東映
美術鈴木孝俊
編集宮本信太郎
録音中井秀夫
照明安田与一
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3.主演は美空ひばり。となると、途中に意味も無く歌が入ったりするんでしょ、と思ったらさにあらず。歌を封印し、しっかりと千姫を演じてます。
だったら主演は美空ひばりでなくてもいいやんか、ってなところですが、いや、これが見事にお姫様になりきってます。いかにもな女優さんが演じてない分、新鮮でもあり、妙に迫ってくるものもあります。ホントに、これぞキレちゃったお姫様、という感じ。
冒頭の大坂夏の陣の合戦シーンもダイナミックですが、映画全編を通じ、ロケ撮影の贅沢、スタジオ撮影の贅沢。双方をこれでもかと織り交ぜ、例によってエキストラも大量投入し、1時間半もない作品ながら、大作に引けを取ってません。
平幹二朗演じる出羽守の乱心シーンにおけるロングショットに圧倒され、千姫狂乱シーンにおける移動撮影に圧倒され、クライマックスの緊張感に圧倒され。このクライマックスシーンだって、こんなに大勢の人物を登場させる必要があるんでしょうか。
これぞ、贅沢。
鱗歌さん [インターネット(邦画)] 8点(2022-05-30 22:43:47)
2.《ネタバレ》 主人公と思っていた錦之助の秀頼は、大阪夏の陣で映画が始まって20分で消えてしまう。つまりは徳川の娘であり、豊臣の妻である千姫のその後の物語なのだが、秀頼死後も秀頼と共に生きたということでのタイトルなのだろう。坂崎出羽守の千姫救出から、行列を襲って千姫を強奪する事件は史実に近いが、そのほかは大幅に史実とは違う。家康は大阪夏の陣の翌年には死んでいるし、本多家に嫁いだ千姫の子どもだっているし、数え上げたらきりがないほど。しかしそういった史実を曲げてまでも、豊臣と徳川の板挟みになった千姫をドラマチックに描いている。そしてその千姫を演じた美空ひばりは歌手ではなく本当の女優である。なお終盤で若い健さんが登場するのが見もの。
ESPERANZAさん [DVD(邦画)] 7点(2012-11-15 22:11:20)
1.大阪夏の陣から始まる冒頭に荒々しい合戦シーンやかっこいい殺陣を期待したのだが、いつまでたってもそんなシーンはなく、ちょっと拍子抜け。『千姫と秀頼』とあるがあくまで「千姫」の物語であり、昭和の大スター美空ひばりの映画だった。とは言うものの、美空ひばりがこんなにも美しかったのかということにまず驚き、こんなにも演技がうまかったのかということにまた驚いた。最後の、家康と秀忠の前で舞う姿の凛々しいこと。そしてこのシーンの緊張感がまた凄い。テレビで懐かしの映像とかで見る美空ひばりで、こんなに美しくもかっこいい姿を見たことない。これもマキノ演出の賜物なのだろうか。大作感がある反面小気味よさがなく、好みの作品とは言い難いがそれでもじゅうぶん楽しめました。
R&Aさん [映画館(邦画)] 6点(2007-01-05 13:23:57)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6133.33%
7133.33%
8133.33%
900.00%
1000.00%

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