3.《ネタバレ》 文句なく面白い!
いや、映画ファンなら、この映画の脚本の伊藤大輔作品は
観ておかないと何も言えないくらい勉強になります!
前回で活躍した面々がこの続編でも動く、動く。
なんと、丹下左膳の主君は彼を捨ててしまい、しかも妖刀奪取のため、
剣客をよこすのである。
一方、捨てられた丹下は、妖刀の呪いに負けまいと懸命に自分と戦う。
そして、片割れの剣をもった若きイケメン剣士が今度は、妖刀の呪いのため、
辻斬りを、しかも丹下の刺客を斬っていくという、もう前代未聞の展開。
そして最後はシェイクスピアを観ているかのような、ラストを迎える。
黒澤明は確かに凄い!
しかし、それだけでは日本映画を語れぬくらい、芳醇な作品がまだまだ
埋もれていることを知るべきである。