3.トニー・マーティンの素晴らしい歌は十分に堪能できるのですが、リタ・ヘイワースのダンスでの活躍の場面がほとんど無いのが勿体無い。
恋の相手が歌手なんだから、その歌に合わせて踊るシーンが少しは見たかったですね。
70分の短い作品なので、80分程度になってもいいから10分ほどはリタの時間が欲しかったです。
40年代にはハリウッドのセックスシンボルと呼ばれたリタですが、本作の彼女は陽気でどちらかというと可憐に映ります。
ストーリーの方も本当にご陽気な作品だけに、こういうリタが合っていたのかもせれませんね。