夜明け前(1953)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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夜明け前(1953)

[ヨアケマエ]
1953年上映時間:142分
平均点:6.40 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
ドラマ時代劇モノクロ映画歴史もの小説の映画化
新規登録(2007-04-05)【エスねこ】さん
タイトル情報更新(2022-07-24)【イニシャルK】さん
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監督吉村公三郎
キャスト伊達信(男優)青山吉左衛門
滝沢修〔男優〕(男優)半蔵
宇野重吉(男優)謙吉
殿山泰司(男優)牛方
乙羽信子(女優)お粂
細川ちか子(女優)おまん
山内明(男優)宗太
清水将夫(男優)寿平次
日高澄子(女優)お里
日野道夫(男優)徳右衛門
松下達夫(男優)蜂谷香蔵
芦田伸介(男優)暮田正香
菅井一郎(男優)金兵衛
北林谷栄(女優)おふき
小夜福子(女優)お民
高野由美(女優)お里の母
大滝秀治(男優)
原作島崎藤村「夜明け前」
脚本新藤兼人
音楽伊福部昭
撮影宮島義勇
製作新藤兼人
近代映画協会
配給新東宝
美術丸茂孝
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【クチコミ・感想】

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1
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5.《ネタバレ》 これはとても点数を付け難い。
間違いなく名作であり力作だ。

だがしかし映画としてみてみると、面白いとは言い難い。
正直、長く感じてしまったし。

時代の大きな波に飲み込まれながらも、あくまでその波に抗い、病んでしまった男の一生。
しかと、この眼に焼き付けた!
にじばぶさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-10-11 00:00:54)
4.「木曽路はすべて山の中である」という書き出し以外何も知らなかった私が、映画を通して島崎藤村の「夜明け前」にふれることができた。先日見た「破戒」では、名作(小説としての)という感じをさほど受けなかったのだが、この「夜明け前」は滝沢修を初めとする劇団民芸総出演という熱の入れ方もあって、堂々の歴史ドラマとなっている。
誠実な生き方を求めるあまりに最後は狂人となってしまう青山半蔵、父の教えに従い一途に父に尽くすお粂、明治維新という改革の波は彼らには余りにも急だったのだろうか。主役滝沢修の好演と共に新藤兼人の脚本が光る。一刻も早いDVD化を望む。
ESPERANZAさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-09-15 16:58:20)
3. 原作は読んでないので原作との比較はできないが、時代背景やメッセージ性は充分に表現されており、ある程度の芸術性は備えている。

 ロケやセットに力を入れていることは分かるが、古い白黒スタンダードサイズでフィルムの保存状態が悪いため、映像表現やカット割りの技術もじっくりと堪能できない。

 また、セリフも聞き取りにくく、ストーリを追いづらい部分もあり、なにより、元々のシナリオの暗い重い雰囲気はどうしようもなく、楽しめる映画では決してない。

 日本の映画史に興味がある人以外にはお勧めできません。
nobo7さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-06-05 17:45:59)(良:1票)
2.映画としてうまい作品ではなかったが、主題はクッキリと出た。インテリと革命との関係、その幻滅。百姓に「地主のおまえ様に本当のことを言うと思ってただかね」と言われるの。みずから荷役に出ても、足手まといになってしまう。それが自己満足だと自分で分かってしまうインテリの苦悩。日本文学はこうした、大衆になれないインテリを好んで凝視してきたが、大衆芸術と言われる映画も、最初は職人仕事だったのがだんだんインテリの領分になってしまい、同じ苦悩を文学をなぞりながら語り出す。「みんな俺を気違いと思ってくれるか」と淋しく笑う半蔵のあたり、滝沢修の見せどころ。滝沢が23歳の役をやってるときに、北林谷栄はもう村のばあさん役で、陽気に木曽節を踊っていた。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2008-12-11 12:09:37)
1.《ネタバレ》 戦中・戦後的な枠組では「神道=右翼」なワケですけど、神道が誕生した幕末時代には「自由主義思想」だったんすな。国学派がセッセと古文書なんかを紐解いちゃって古代へ、古代へと遡って行った結果、国学末期の平田 (詳細はブログにて)
エスねこさん [映画館(邦画)] 7点(2007-06-09 23:23:37)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 6.40点
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8120.00%
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 9.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 7.00点 Review1人
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