1.昨日は、車でラーメンを食べに、新宿区早稲田へ出た後、青山を経由して、渋谷にも行った。
私の趣味の一つ、「都心の映画館へ、車で見に行く」ってのを、久々に実行したわけだ。
見た映画は『永遠のハバナ』という、キューバの映画。
キューバ映画という時点でかなりマニアックだったので、例のごとく、映画館内はガラガラかと思いきや・・・
ミニシアターながら、かなりの盛況ぶり。
しかも、いわゆる「レイトショー」で、21時過ぎからの上映だったにも関わらず、だ。
なんでだ?!
よく分からんが、予想外に混んでいたので、意外と評判の映画なのかな、とも思ったが、それにしても来ている客の年齢層が特殊なのだ・・・
ただ単に、年齢層が高いとか、若者が多いとか、女性が多いとか、なら分かる。
そうではなかったのだ。
では、どんな感じかと言うと・・・
・40代以上の男性は結構いるのに、何故か40代以上の女性はほとんどいない。
・逆に、20代女性は多いのに、20代男性はあまりいない。
・自分と同じ30代はどうかと言うと、これは男女のバランス良い。
・10代は男女共、ほとんどいない。(これは順当だが。)
といった感じの分布。
なんか益々良く分からん。
雑誌などへの掲載状況とか、性別による割引デーとか、色んな要因が絡んでいる可能性はあるだろうが、奇妙な年齢・性別分布であった。
ま、観客観察はその辺にして・・・
肝心の映画の内容。
うーむ。微妙だ。
キューバの人の日常が、セリフ無しに淡々と描かれているわけだが・・・
あんまり、心にググッっとはこなかった。
もちろん、全く感動しなかったわけではない。
考えさせられるシーンもあった。
最後の、登場人物の紹介シーンも良かった。
それに、映画が訴えたいことも理解はできた。
でも、満足できたとまでは言い難い。
キューバという国に行ったことがあれば、また変わっただろう。
こういった、淡々と出来事を綴る映画は、その文化的背景や、実際にその地に行ったことがあるかどうか等が、得てして重要だったりするので・・・