七月のクリスマスのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

七月のクリスマス

[シチガツノクリスマス]

Christmas in July

1940年【米】 上映時間：68分

平均点：8.00 / 10点(Review 2人) 

（ コメディ・モノクロ映画・ロマンス）

監督	プレストン・スタージェス
キャスト	ディック・パウエル(男優)	ジミー・マクドナルド
	エレン・ドリュー(女優)	ベティ・ケイシー
	ウィリアム・デマレスト(男優)	ビルドッカー
	シリル・リング(男優)	ジミーの同僚（ノンクレジット）
	ダグラス・スペンサー(男優)	ジミーの同僚（ノンクレジット）
	プレストン・スタージェス(男優)	靴磨き屋の男（ノンクレジット）
	ロバート・ワーウィック(男優)	陪審員（ノンクレジット）
脚本	プレストン・スタージェス
音楽	レオ・シューケン	（ノンクレジット）
撮影	ヴィクター・ミルナー
製作	ポール・ジョーンズ（製作）
美術	ハンス・ドライヤー
ヘアメイク	ウォーリー・ウェストモア

あらすじ

とあるコーヒー会社がキャッチフレーズを募集しており、当選者には2万5000ドルもの賞金がでるという。巷で話題になっているこの企画に、貧しいジミーも応募しており、恋人のベディと当選発表を心待ちにしているが、選考委員たちの対立でなかなか当選者が決まらないでいる。そんななかジミーのもとに当選電報が届き大喜びするのだが、これは同僚たちの出来心によるニセの電報で・・・。

【ミスター・グレイ】さん(2008-10-15)

【クチコミ・感想】

2．《ネタバレ》　こう言っちゃうのもあれですが出てくる人、結構アホだったりクソ正直だったり。もちろん時代が時代なんで今見ると都合よすぎてつまらないという人がいそうですがそれがこの映画のいいところ、バカバカしいなぁとツッコミながら見ると凄い面白いんですよね。ちょいとオーバーぎみな演技もそうだけど何十万通もの応募があったコンテストの結果発表が気になりすぎて仕事が手につかない上に事あるごとに愛を確かめ合う主人公だったりバカ従業員のお陰でイライラしっぱなしのコーヒー会社の社長はほんといいキャラしてました。運に振り回されながらもオチななかなか皮肉というか痛快な感じがしましたがその時の社長の怒りっぷりが一番痛快でしたね。

【Ｍ・Ｒ・サイケデリコン】さん [DVD(字幕)] 8点（2014-11-16 00:19:15）

1．このコメディは言葉によるところの方が大きいと思いますが、例えば主人公たちのアパートに品物を取り返しに来た時のドタバタシーンなどはとてもパワフルだと思います。あの狭さを感じさせる空間に詰めこまれたような住人たちの元気さ、それに仲の良さに何とも言えない温かさを感じます。しかし、何より忘れてはならないのは勘違いコメディが始まる前の冒頭の屋上シーンです。若い貧乏カップルが街の光が輝く屋上で語り合いケンカし、帰り際、階下の住人が〝うるさい〟と言えば植木鉢を落すお決まりのギャグをかまし、〝おやすみ、おやすみ〟言いながら二人の距離が近付き、ウサギ小屋のショットをはさんで二人が仲直りのキスをする…ちょっと甘過ぎるくらいですが、こんなにも愛らしく美しいシーンは他にはそうないと思います。この場面を見るだけでも価値ありと言いますか、この場面が全てと言っても過言ではないくらいのシーンなのです。

【ミスター・グレイ】さん [DVD(字幕)] 8点（2008-10-15 18:18:15）

【点数情報】

Review人数			2人
平均点数			8.00点
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1	0	0.00％
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4	0	0.00％
5	0	0.00％
6	0	0.00％
7	0	0.00％
8	2	100.00％
9	0	0.00％
10	0	0.00％