71フラグメンツのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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71フラグメンツ

[セブンティワンフラグメンツ]
71 FRAGMENTS OF A CHRONOLOGY OF CHANCE
(71 FRAGMENTE EINER CHRONOLOGIE DES ZUFALLS)
1994年オーストリア上映時間:95分
平均点:6.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
ドラマ犯罪もの
新規登録(2008-10-20)【xxx】さん
タイトル情報更新(2018-04-25)【皐月Goro】さん
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監督ミヒャエル・ハネケ
キャストゲオルク・フリードリヒ(男優)
セバスチャン・スタン(男優)
脚本ミヒャエル・ハネケ
撮影クリスティアン・ベルガー
製作ファイト・ハイドゥシュカ
美術クリストフ・カンター
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2.《ネタバレ》 ある事件とそこに至る過程を(加害者・被害者の両面から)断片的な映像を積み重ねる手法で描き出そうとした映画。明確なストーリーがある様には一見は見えないつくりなのだが、取り留めなく映像を繋げているようで、そこに閉塞した社会情勢や、それを背景に異常な犯罪に至る衝動的な動機を巧みに分析・解釈して表現として結実させる手腕は天才的と言える。一級品のアート系と言える傑作。
Yuki2Invyさん [DVD(字幕)] 8点(2019-11-23 11:56:13)
1.《ネタバレ》 ◆初期作にあたる"感情の氷河化"三部作の最後の割にレビューが全くない。前二作に比べるとかなり地味なため致し方ないのかもしれない。◆冒頭で「銀行銃撃事件により3人が死亡し犯人は自殺する」というテロップが流れる。如何にしてこの事件が起こったのか興味を惹かれる。しかし、この群像劇は盛り上がりの欠いたドキュメンタリーのように、実在のニュース映像と並行的に進められる。ハネケのインタビューによると、ここでカットすべきシーンを必要以上に伸ばしているそうで、下世話なワイドショーを即物的に求める大衆の心理を逆手に取っている。◆事件が発生するも撃った青年の動機は衝動的なもので、被害者は一切映されない。不可解な事件は出涸らし同然になり、マイケル・ジャクソンの猥褻事件といった新しいニュースが陳列される。誰かが重大な事件に遭おうが、我々視聴者は他人事のように更なる消費を求める。◆無関係で無関心だからこそ、世界の悲惨な紛争地帯を眺めても当たり前すぎて何も感じられないし何も出来ない。それでこの映画は何を言いたかったのだろう? 視聴者に対する余計なお節介は後の『ファニーゲーム』に続く。
Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 5点(2015-05-19 00:28:46)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 6.50点
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200.00%
300.00%
400.00%
5150.00%
600.00%
700.00%
8150.00%
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