1.タイトルになっているのは劇中登場する女性型アンドロイド。このヒロイン役をやった女優はこのあと嫉妬に狂った夫に殺されている。詳しく知りたい人はドロシー・ストラットンで調べてみるか、スター80とゆう映画を観ればいい。で、映画の方はB級スペオペコメディーである。ただしギャグは全て空回り、ドラマパートはダラダラ長いのでかなりの退屈、宇宙船などの特撮パートは一昔前の日本のテレビヒーローもの程度。宇宙戦闘も一応あるが、動かない宇宙船から光線でやりあうだけ。とゆうトホホなほどの出来。一応ヒロインのドロシーも演技下手がばれないように、前半セリフなし、ただのお茶くみとか、手の甲の機械をなにやらコチョコチョやるシーンと椅子に座ってクルクルまわるシーンが何回もあるとか、なんの見所もない。後半になってよーやく、グダグダのアクションや少しのセリフがあるが、この後実生活で殺される事を考えると、なんだかせつない。まー、どっちにしろ全体的に眠い出来なんだが、まったく魅力がないかと言われれば、そーでもない。この映画には人型エイリアンが多数登場する。もちろんキグルミ程度なんだけど、CG化される前のスターウォーズのカンティーナの酒場を彷彿させる感じでなんだか変な味わいがある。それに後半の西部劇の町みたいな惑星も赤いフィルーターがかかって、そこでがんばって演じてるドロシーをその後の彼女の運命やこの映画に出る経緯を考えながら見てると、これまた変な味わいがあったりする。退屈だったが、そんな部分には3点あげたい。