2.《ネタバレ》 人は、何かをきっかけとして急に変わってしまうものだ。
とでもいいたそうな作品。
マンソン氏の、なにかに取り憑かれたような様がちょっと面白い。
結局マンソン氏が狂っているだけなんですが。
実は狂気を題材にした作品は大好きなジャンルの一つではあるが、
この映画にはそういった狂気の奥の部分というものがなかなか見えてこない。
全体的に漠然とした印象を残す。
あまりつかみどころの無いような。何だったのだろう?
例えば中途半端な霊現象は(マンソン氏の狂気を盛り上げるためとはいえ)もしかしたらいらないのではないか?
最初の駐車場の映像などはカッコイイと思ったので、お!何か来るか?と思ったが、
ちょっといろいろ詰め込みすぎで煮え切らない消化不良な感じのする作品であったと思う。
それでもマンソン氏の狂気は見ていて面白かったですが。
花壇をつぶしてレンガを敷き詰めるのはやり過ぎ。
狂気に走った男の当たり前すぎるエンド。
感想文には困る作品でした。
でも、もし日本でリメイクするならば、彼の役はタカアンドトシのタカが適役に思われます。