1.小説家の姉と音楽家の妹の恋愛模様を描いた映画です。ラブコメという先入観で見たけど、そういう明るさはなくずっとローテンションのまま。特に笑うシーンはなく、姉妹のどちらかに感情移入させてくれるわけでもなく、大きな盛り上がりもなく、ぼーっと見てたら終わってたって感じです。ちょくちょく写真小説が挟まれますが、どういう風に使いたかったんだろう。本筋の話がとても暗いので、明るくてバカっぽい写真はオアシス的な役割は果たしたと思う。他に印象に残ったのは音楽ぐらい。マリオンは相変わらず脱いでいたけど、特に必要とは思えなかったし、ハリがないおっぱいを見るのは何だか悲しい。『美しい妹』で見せたヌードとは大違い。マリオンファン以外の人にはあまりお薦め出来ません。