2.《ネタバレ》 日本軍の指揮官がどうみても白人とか、艦砲射撃を受けたわりには全く無傷で生き残ってる海岸陣地とか、呼べばすぐ来るのにそれまで全然来ない空軍とか、下の方が指摘した最後の出鱈な作戦(どこそんな大量米軍の軍服あるんかい)とか、日本軍兵士の回想シーンに出てくる子供がどう見てもフィリピン人とか、もうとにかくつっこみどころには事欠きません。
ただ、戦場においての個々の兵士の心情は真面目に描こうとしてたと思います。特にラスト、親しい戦友の死に対する悲しみ、ほんの少しだけ心が通じて煙草を放ってくれようとした日本兵の死に対する気持ち、いろいろな思いが重なってただ静かに涙する新兵の姿には感じるものがありました。
あと、日本軍を鬼畜ではなく、同じ人間として描いているのも評価できます。