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涙を、獅子のたて髪に

[ナミダヲシシノタテガミニ]
1962年上映時間:97分
平均点:6.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
公開開始日(1962-09-30)
ドラマモノクロ映画青春ものヤクザ・マフィア
新規登録(2009-06-20)【なんのかんの】さん
タイトル情報更新(2016-03-11)【イニシャルK】さん
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監督篠田正浩
キャスト藤木孝(男優)水上三郎
加賀まりこ(女優)ユキ
南原宏治(男優)木谷哲郎
山村聡(男優)松平浩平
岸田今日子(女優)松平玲子
丹波哲郎(男優)バーの酔漢
小池朝雄(男優)大男の権
永田靖(男優)中島新太
田中晋二(男優)トミイ
神山繁(男優)木暮
佐々木孝丸(男優)永根
浜村純(男優)手島
十朱久雄(男優)パーティの中年男
細川俊夫〔男優・1916年生〕(男優)パーティ客
早川保(男優)加賀
ハロルド・S・コンウェイ(男優)ジョンソン
末永功(男優)宗田
近藤正臣(男優)
脚本篠田正浩
寺山修司
音楽武満徹
撮影小杉正雄
製作若槻繁
白井昌夫
松竹
配給松竹
美術梅田千代夫
編集杉原よ志
照明青木好文
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【クチコミ・感想】

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1.《ネタバレ》 飼いならされた野良犬が、最後に主人を噛むという話。主人を信じて疑わぬチンピラってのは『酔いどれ天使』にも通じるが、ロカビリー歌手藤木孝の反抗とナイーブさという売りが、こういう役に起用するには合うわけだ。いくつか篠田らしい写真的な構図があったりしたけど、どちらかというと音のほうが面白かった。音楽は武満、後の『燃える秋』にちょっと似ている弦の響きで、彼のメランコリーが溢れている。途中フガートめいたところもあり、実に丁寧。日本の映画音楽は作曲家の道場として、いろいろな実験やら練習やらを自在に試みられる場として役立っていたのだ。木場のシーンでは、音響処理を施した木やり唄のようなものも聞こえてくる。主人公の藤木が上流パーティ(ドボルザークの「アメリカ」が流れている)の席でロカビリーをソロで歌わされるシーン、この歌がまた見事だった。正直ロカビリーなんて、ギターのコードとドラムのリズムがないと、聞けたもんじゃないだろうと思っていたが、藤木の声は堂々と自立していた。ゴダールの『ワン・プラス・ワン』では、ローリング・ストーンズの録音風景からバックの音を抜いてしまうシーンがあり、声だけのロックはなんとも心細いものになったが、そこいくと藤木、あんたは偉い。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2009-06-22 12:04:57)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 6.00点
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61100.00%
700.00%
800.00%
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