モンテ・クリスト伯(1998)<TVM>のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 モ行
 > モンテ・クリスト伯(1998)<TVM>の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

モンテ・クリスト伯(1998)<TVM>

[モンテクリストハク]
The Count of Monte Cristo
1998年上映時間:386分
平均点:9.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
ドラマTV映画小説の映画化
新規登録(2009-08-24)【レイン】さん
タイトル情報更新(2018-04-16)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
キャストジェラール・ドパルデュー(男優)エドモン・ダンテス
オルネラ・ムーティ(女優)メルセデス
セルジオ・ルビーニ〔男優〕(男優)ベルトゥッチオ
ギョーム・ドパルデュー(男優)
原作アレクサンドル・デュマ
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
1.《ネタバレ》 エドモン・ダンテス、ジャン・バルジャン、そしてシラノ・ド・ベルジュラックを演じたジェラール・ドパルデュー。 フランスの俳優としてこれ以上の幸せはないのではないか。 ダンテスのイメージではないかもしれないが(特徴ある風貌で巨体の持ち主である彼がプゾーニ神父やウィルモア卿に変装しても、一目でそれとわかってしまう)、存在感は揺るぎないもので、燃える復讐心と恩義を忘れぬ忠誠心をあわせもつダンテスを描く後半はエンターテイメントの醍醐味といえようか。 ダンテスを陥れるフェルナン、ダングラール、ビルフォール、カドルッスらは徹底して卑しく描かれ、悪側の毒盛りや不義の子を箱詰めにして埋めるエピソードもフランス的な猟奇色で作品を盛り上げるが、ダンテスの復讐は彼らを手にかけるような野蛮さがないのが好対照をなす。 新生ファラオン号がマルセイユに華々しく入港する際、モレル氏が安堵と歓喜のあまり息絶えるのは衝撃的な脚色だが、ダンテスの厚意の対象を息子マクシミリアンにすみやかに移行させるためか。 ダンテスに仕えるベルトゥッチオは執事というより孤独なダンテスの友人に近い人間となり、メルセデス(オルネラ・ムーティ)はより生身の人間らしい女性となっている。 結末は読者や観客が望むように変えられ、本来こうなるべきであったのを見たい人が多いということなのだろう。 その煽りを食って王女エデのレゾン・デートルの半分は失われたが、原作のままではメルセデスが不憫ではあるので、これはこれでよいと思う。 「レ・ミゼラブル」と両作品で青年時代を演じたドパルデューの子息、ギョームは08年に惜しくも亡くなっている。
レインさん [CS・衛星(吹替)] 9点(2009-09-29 00:55:01)
別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 9.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
700.00%
800.00%
91100.00%
1000.00%

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS