1.《ネタバレ》 惜しい映画です。
邦題の付け方からしてバイオハザードに乗ってしまえ!感が丸出しですが、中身は悪魔(邪悪な天使でしたが)が地上に出てくるのを防ぐというお話。
エクソシストに近いストーリーですね。
CIAの特命を受けた1部隊が地下にある軍事研究施設から博士を救助するという出だしなんですが、実は地下には悪魔が封印されており、その博士が邪悪な存在であることに段々気がついてきます。
隊員のトラウマを利用して悪の道に誘いこもうとするあたりは面白いし、じっくり出演陣の台詞を聞くと物語に深みが生まれます。
ラストもその博士の娘が自ら悪魔を乗り移らせて・・・となり、一人生き延びた隊長がその役目を引き継ぐというもの。
惜しい点は、あまり軍人っぽく見えなかったり(銃のかまえとか)、感染なのか憑依なのか不透明なところ。
この脚本でもっと資本が付けば素晴らしいホラーになったのでは?と思えます。