29.《ネタバレ》 これも初めて見たのはいつだったか、「列車モノにハズレなし」「ハイアムズ作品だから悪くないでしょ」などという妙な期待を持ちながら見て、それなりに裏切られたという思いはあったのですが、それから幾年。ふと、「今なら楽しめる」ような気がして、随分久しぶりに見ました。うん、やっぱりこれ、面白いではないですか。多少、地味ですけどね。それもまた良し。 列車モノとはいっても、暴走するワケではないんで、あまり派手なシーンを期待してはいけません。しかし、空撮シーンはやっぱり、いいですねー。なかなかにとんでもない大自然の中を走る列車、青春18きっぷでも持ってこういう路線に乗ってみたいとか思うのですが、その密閉空間を舞台にしたサスペンス。刺客はどこにいるのか、そもそも誰が刺客で、誰が刺客でないのか。ある程度セコくもワクワクする駆け引きの果てに、最後はお約束のごとく、列車の屋根での攻防戦。周りは嬉しくなるような大自然、それを空からカメラが捉える。 やたら飄々としたジーン・ハックマンが、本当にこの役にピタリとはまっているかというと、ちと怪しいけれど、そこに映画の意外な魅力が生まれているのもまた事実。 【鱗歌】さん [インターネット(字幕)] 8点(2023-06-17 02:51:35) |
28.テンポ良く起承転結が展開され、スーパーマンではない検事補のビリー・ワイルダーを思わせる一言一言の台詞でもっての機転を利かせた理詰めな奮闘ぶりに手に汗握ります。ラスボスだろうとの予感が当たった人物との対決に脱力させられたのが非常に残念です。 |
27.《ネタバレ》 映画を好きになった80年代頃のアクション映画。 「ダーティハリー」とか、この映画のジーンハックマンとか・・ とにかく観まくってた。 この映画は、公開当時気にはなっていたが、30ン年経って、鑑賞。 何より分かりやすいよね。 今の世代には、予測可能なんて馬鹿にされるかもしれないけど、 迫りくる殺し屋におもちゃの銃で反撃開始とか、列車の屋根でのクライマックスのアクション。 正体怪し気なデブが実は味方だったり、うるさくつきまとうオバちゃんが敵だったり、とにかく楽しい。 新しいものに疲れたときには、この頃のアクション映画が癒しだったりする。 【トント】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2021-02-11 20:26:22) |
26.《ネタバレ》 ○テンポよく進むサスペンスも、終盤はやや駆け足。そんなにみんな死に急がなくても。○電車モノのお約束を踏襲しつつも、やや無理のある展開。○自分の身勝手のせいで何人も人が死んでいるのに、自分勝手なキャロルにも少しイライラ。特に協力するでもなく、その協力を少し申し出ようものならコールフィールドに否定されるなどコンビとしてもチグハグ。○電車という密室感がもう少し生かされていれば。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 4点(2017-12-30 09:19:19) |
25.山小屋の不意の襲撃から列車に乗り込むあたりまではいいのだが、肝心の列車に入ってからややもたれる。他人の客車に闖入して敵をやり過ごす、みたいなスリルをもっと生かせたら。子どもは結局おもちゃのピストルを借りるだけだった。ジーン・ハックマンと悪漢どもとのビュッフェでの会話が、アメリカ正義の面目躍如。女が正義の使命を自覚していくあたりも良かった。窓の外の光が近づいては遠ざかって、細かくフェイドアウトを繰り返してるようで不思議な瞑想感があった。ヒロインの心のなかに引き込まれていくような。停車中にじっとこちらを見守っているデブのシーンなんかも不気味であった。でやっぱり屋根に乗るのね。ノンストップなんだから慌てて追わなくてもいいのに、走ってる列車となると、人々は屋根に乗りたがるの。そして、ほらトンネルだ。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2014-01-26 09:26:19) |
24.《ネタバレ》 弁護士が殺される直前のやりとりの緊迫感。 目撃者のキャロルを迎えに行ったときの、突然始まる銃撃。 ちらつく裏切り者の影。 どれもこれも一級品。予想していた以上にはらはらします。 ただ列車内でのコールフィールドの動き方には、いささか疑問が残る場面もしばしば。そもそも、自分の顔がすでに相手に割れているのであれば、検察手帳をもっと使って、車掌や乗客に協力してもらっても良いのでは・・・?あえて難しい状況にしている気が。より緊張感を出すための不自然な演出には、やはりちょっとだけ醒めてしまいます。 そういった意味では列車に乗り込む直前まではほぼパーフェクトな特上のサスペンス。 列車に乗り込んでからも、細かいことに目をつぶれば、コールフィールドのファインプレーを堪能できます。 つっこみどころはあってもお勧めできる一本です。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-04-09 13:31:48) |
23.殺し屋さん、プロならもうちょっと頭使おうよ。ラストも残念な感じ。 【noji】さん [地上波(吹替)] 4点(2013-01-09 23:37:50) |
22.《ネタバレ》 派手さはないけれど長すぎず短かすぎずうまくまとまった映画。 楽しめました。 【KINKIN】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-03-05 12:20:06) |
21.《ネタバレ》 分かりやすいストーリーだし列車に乗ってからはスリルもあるし、終盤のアクションも落ちるんじゃないかとハラハラして楽しめました。コルフィールドの局面での機転のきいた行動がスリルと安心感を良い感じでバランスさせていたと思います。しかし謎のデブが良いもんだったのはともかく、女が敵だとは意外でした。目撃者と間違われるか助けになってくれるかくらいかと思ってましたが、まさか敵だとはねえ…。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-10 13:12:25) |
20.《ネタバレ》 流石(さすが)ジーン・ハックマン この人がでてるだけで妙な安定感がありますね(笑) 列車という「動く密室」の設定をうまく生かした構成はスリリングでなかなか 途中で子どもからおもちゃの銃を借りるシーンなど、序盤の伏線はうまく使ってるかと しかし、そういいつつあまりにもあっけない敵(特にラストの女)に残念感が もう一息引っ張ってもよかったような印象でゴザイマス 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-01-21 22:59:15) |
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19.ヘリからの銃撃と山の中のカーチェイスでド派手なアクションを見せて、その後列車内という限られた場所でしか展開しない動きの乏しさとのバランスをとる。同じ列車に乗っている殺し屋から証人を守る。ただそれだけの話でそれ以外の話は無い。無駄がない。テンポも実に軽快である。気軽に楽しめる娯楽映画の王道。列車内なのにあまり密室という感じがなく、いつ見つかるのかという緊張に乏しいのが難。夜のシーンが多かったり、通路に窓がなかったりのせいで列車が走っているという感覚も乏しい。いや、感覚はあるんだけど、そこから生まれる危機感がないというか。だから気楽に楽しめるんだろうけど。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-04-03 15:00:53) |
18.冒頭30分も費やしてから本編である列車での駆け引きに移るという構成に難は感じるものの、そこそこの佳作です。 【K】さん [DVD(吹替)] 6点(2008-02-24 11:19:24) |
17.ゲーム性だけで乗り切る内容にしてはちょっと物足りなかった。 証人となる人物を護送するというシチュエーションでは満点を投じているのが2作品あるほどなので期待しすぎたかも。 でも、楽しめた。 【カラバ侯爵】さん [地上波(吹替)] 6点(2007-10-02 18:18:06) |
16.《ネタバレ》 静かな迫力を漂わせる導入部から、一気に主舞台の列車内へとなだれこみ、その後もドライブ感とスピード感を溢れさせながら最後まで走りきるサスペンスの好作品。主人公が非力な検事補で、知恵と機転で危地を乗り切るのがよい(ま、最後は肉弾戦だが・・・)。ロッキーの雄大な光景も演出に大いに貢献している。ただし、ラストの敵女の登場には一ひねり欲しかったし、駅に着いてからももう一幕あってしかるべき。それまでのスリルの割に、えらくあっけない着地だった。アン・アーチャーの自然な美しさに+1点。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-02-21 02:56:37) |
15.《ネタバレ》 なかなか緊迫感がありました。しかし敵が意外と弱かったです・・・。カナディアン・ロッキーの雄大な景観が美しかったです。 【ギニュー】さん 6点(2005-02-21 22:40:43) |
14.《ネタバレ》 アクションシーンは少ないけれど、安心して見られた作品。ただ敵の死に方はあっけなさ過ぎる。終点に着いてから~法廷で証言するまでのストーリーが欲しかった。 |
13.堂々たる風格のサスペンス映画。新味はないけど安心して楽しめる感じ。大峡谷を縫うように走る列車の情景が美しいです。 【番茶】さん 7点(2004-05-29 23:42:30) |
12.なんかの二本立てで観たけど、面白かった。 (映画館) 【zero828】さん 7点(2004-02-25 20:31:29) |
11.何かの映画の同時上映で見ました、お目当てはもう一つのほうだったけど、この映画はヒットでした。 ジーンハックマンの主演映画って面白いの多いですね。 【N列23番】さん 7点(2004-01-28 18:40:53) |
10.定石をはずさない脚本で手堅くまとまっていて楽しめた。しかし・・・今ひとつ弾んでいなかったのも事実で、ハックマンの芝居が少々重厚すぎたように思える。アクションものに徹するか、もっと人間ドラマを重視するか。娯楽作品としては、もっと徹底するべきだったと感じる。 【恭人】さん 6点(2003-11-23 04:57:05) |