王将(1962)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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王将(1962)

[オウショウ]
1962年上映時間:92分
平均点:7.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
ドラマシリーズものモノクロ映画実話もの伝記もの戯曲(舞台劇)の映画化
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タイトル情報更新(2020-05-09)【イニシャルK】さん
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監督伊藤大輔
助監督佐藤純彌
キャスト三国連太郎(男優)坂田三吉
淡島千景(女優)妻・小春
三田佳子(女優)娘・玉江
平幹二朗(男優)関根名人
村田英雄(男優)榊原
千葉真一(男優)毛利
花沢徳衛(男優)西村
香川良介(男優)小崎
殿山泰司(男優)宮田
菅原通済(男優)金杉
谷晃(男優)新蔵
神田隆(男優)大倉
赤木春恵(女優)お幸
相馬剛三(男優)古着屋
寺島貢(男優)柘植
河合絃司(男優)
原作北条秀司
脚本伊藤大輔
音楽伊福部昭
作詞西條八十「王将」
作曲船村徹「王将」
主題歌村田英雄「王将」
製作大川博
企画吉野誠一
配給東映
美術進藤誠吾
録音加瀬寿士
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2.《ネタバレ》 映画「王将」で主人公の坂田三吉を演じるのは、坂東妻三郎、辰巳柳太郎に続き、名優・三國連太郎。
そして、三度とも伊藤大輔監督が撮っていて、坂田三吉に惚れ込んだ、伊藤大輔監督の執念に驚かされます。

この「王将」は、とても古風な映画だと思います。

天才棋士・坂田三吉(三國連太郎)が、ライバルの関根七段(平幹二朗)との対局で、苦し紛れに二五銀の奇手に出、娘(三田佳子)にそれを非難されて怒り狂い、やがて"銀が泣いている"と自ら泣き、たいこを打ち、題目を唱えながら波に洗われるシーン、関根名人就任の祝いの席から危篤の妻(淡島千景)を電話で励まし泣くシーン。

それらを伊藤大輔監督は、思い切り押しまくり、それに応えるかのように、三國連太郎も激しい演技で演じ、その熱意が画面を圧倒します。
その迫力たるや凄まじいものがあり、三國連太郎という役者の凄さ、狂気をはらんだ芸の奥深さに唸らされてしまいます。

作り方も人物像も確かに古風ですが、この無学の天才棋士の人物像は、人間ドラマの主人公として完成されたものと言うことができると思います。

映画を観る大きな愉しみの一つは、こうした鮮やかな人間像に出会うことだと再認識しましたね。
dreamerさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2019-03-15 15:14:51)
1.阪東妻三郎の「王将」がずいぶん有名(私が生まれた頃の映画だから見たことがない)のようだけど、私が見た「王将」はこれである。比較はできないが、三国連太郎の阪田三吉も鬼気迫る凄い演技だと思っている。
何度も舞台に映画にリメイクされた王将、阪田三吉の実話とはいえ元はといえば舞台劇(戯曲)すなわちフィクションである。話は誇張され浪花節調になっているのは致し方ないが、だからと言って、阪田三吉の骨太な生き方が過小評価されるものではない。
女房の小春、娘の玉江も、淡島千景と三田佳子の好演が光る。ただ宿敵関根名人は平幹二朗を配したにも関わらず、少しかすんでいる。
この頃は村田英雄の歌が大ヒットし、フランク永井の「大阪ぐらし」という歌もあった。映画の中でも村田英雄が少しだけ登場するが・・・。
ESPERANZAさん [映画館(邦画)] 7点(2012-01-25 14:38:59)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.00点
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400.00%
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600.00%
72100.00%
800.00%
900.00%
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