1.《ネタバレ》 これはひどい。ひどすぎる。
ここ数年見てきた映画の中でも1.2位を争うほどの駄作。
出演してる人たちも、よくもまぁこんな内容の映画に
出る事をOKしたもんだなと関心しちゃう。
漫画家の江川達也が監督したそうだけど、
シナリオ的にも映像的にも、褒められるべきところが一つもない。
起きたら、知らない部屋に知らない人たちが集められ、
そこで強制的にゲームが始まるという展開は最近よくあるタイプの
内容だけど、じゃあそういうサスペンス的な展開が楽しめるのかと
思ったら全くそんなことはなく、予告編だけ見てこの映画を
見に行った人たちはまさしく「被害者」となって劇場を後にした
だろうことは想像に難くない。
後半になると、いきなりSMプレイとかが始まるわけだが、
おそらく江川監督自身は、すごく楽しみながら作ったんだろうと思う。
でも、そういう自身の性癖をまるで娯楽大作のように
装って世に出すのは大間違いである。