1.《ネタバレ》 (2010年映画メモをもとに)「フリークス神の子ら」VS「B級ホラー」といった印象。
こういった遊園地やら見世物小屋やらサーカスやらをテーマとした作品は好き。
そこに潜む何か都市伝説チックな闇に惹かれる。
カラフルな嘘っぱちの奥には暗い闇の世界が潜んでいる。
闇を隠すためのカラフルさというのが良い。
この作品は非常にアホの連続でありながら、奇妙だったり不気味だったるするところも少しあります。
お笑いでしかない稚拙なB級フリークスですが奇妙です。
そこに巻き込まれる一般客の青年達もいろいろとコンプレックスを抱えてます。
結局、彼らはフリークス達とまったく変わらないってことだと思います。
フリークスを見て楽しむ者すなわちフリークスであると。
そういったフリークス映画を観て楽しむ自分もまたフリークスなんだと思いました。
フリークスはやがてフリークスに取り込まれる。
のっぺらぼうがちょっと不気味です。