1.《ネタバレ》 「24」の製作総指揮をした人が監督だというから、ちょっと期待して
観てみたんですよ。アントニオ・バンデラスがかっちょよく銃を
撃ちまくる映画なのかなと思ってたんだけど、実際には
そんなんじゃなく、殴られまくりでもの凄く格好悪い役柄を
演じている。ハラハラドキドキするようなサスペンスがあるわけでもないので、そういうのを期待すると肩すかしです。内容的には、いわゆる推理ものですね。一応、それなりのどんでんもあります。
でも、ラストだけはバンデラスらしい格好よさを見せてくれました。
途中から、素粒子がどうとかいう話になってくるんで、
この大富豪がどう話に絡んでくるのかなと思ったら、
結局は最後の地割れシーンがやりたかっただけなんですね(笑)。
映像的には、オープニングとエンドクレジットのスタイリッシュな感じとか、割と好きですけどね。佳作。いや、珍作といったほうがいいのかな。