1.《ネタバレ》 UMAとかオカルト系は割と好みなので、
すこしおまけで6点をつけておこうと思います。
最近流行のフェイクドキュメンタリーというやつですが、
それを「ビッグフット」というある種古典的な
題材でやってみた作品。
序盤から中盤にかけて、これからなにが
起こるんだろうというワクワクも相まって
なかなか楽しませてくれます。
山小屋を何者かが襲撃し、真っ暗な森の中で
突如なにかに襲われる。そのあたりが
本作のピークではなかったかと思います。
そればビッグフットの仕業なのか、それとも
ドライベックの仕業なのかという2つの可能性が
あり、その点が興味深く鑑賞出来た要因でもある
わけだけど、後半になると途端に駄目になっちゃいます。
録音を担当してた彼が襲われるシーンは
かなりのショボさを感じるし、なにより「白い光」
とやらが出現して斜め上の展開になってしまうことが残念。
確かにドライベックも言っていたように、
本当にビッグフットがいるのなら死体の一つも
見つからないのはおかしなことなので、「霊的」な
存在にすればそういう突っ込みも必要なくなるのかも
しれませんが、あれじゃあ結局、ビッグフットの
正体って何だったん?と疑問だけが残ります。
UFOに乗った宇宙人?異次元からやってきた怪物?
全体的な流れがあまりに定番だったので、
もう少し変化球も欲しかったですね。