1.神楽坂の南にある「アンスティチュ・フランセ東京」という、すんごくお洒落な映画館で鑑賞した。
自身初見参の映画館だったが、客層がまたお洒落。どこそこの映画館は、オタク風情というか、ハゲ親父というか、そんなん雰囲気だけど、ここは美脚の女性が集う、少し日常を忘れさせる雰囲気漂う空間だった。
さて内容。
イスラエル映画は、おそらく初めて観る。
ちなみに本作は、イスラエル映画として、かなり評価は高いらしい。
しかし実際観てみると、序盤から、どうも退屈なムード。
退廃的な夜の街、テル・アヴィヴを堪能できるかと思ったが、どうも画面が暗すぎてよく見えない。
良質なフィルムなら、夜の街の雰囲気を、もっと堪能できたんじゃないかと、惜しい気持ちになった。
中盤から後半にかけても、内容的はとるにたらず、平凡な出来具合い。
キャストに関しては、女性二人がかなりいい味を出していた。
対して、主人公の男は、モテる設定の割には、それほど伊達男には見えなかった。
これだけモテる男に生まれたら、どんなに異性関係が楽しいだろうかと、そればかりが脳裏をよぎった・・・