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栄光の星の下に

[エイコウノホシノモトニ]
Lone Star
1952年上映時間:94分
平均点:8.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
ウエスタンモノクロ映画政治もの
新規登録(2014-04-16)【53羽の孔雀】さん
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監督ヴィンセント・シャーマン
キャストクラーク・ゲイブル(男優)バーク
エヴァ・ガードナー(女優)ロンダ
ライオネル・バリモア(男優)ジャクソン
エド・ベグリー(男優)
ブロデリック・クロフォード(男優)クライドン
ボーラ・ボンディ(女優)ミニー
原作ボーデン・チェイス
音楽デイヴィッド・バトルフ
撮影ハロルド・ロッソン
美術セドリック・ギボンズ
編集フェリス・ウェブスター
録音ダグラス・シアラー
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1.テキサス独立戦争後、テキサスの合衆国への併合をテーマに描いた政治色の強い西部劇。他の西部劇作品でいえば「アラモ」の後の時代に当たります。
 あくまでこの映画のありようですが、テキサスはメキシコから独立した後も、合衆国の一員となるか独立を貫くかで意見が真っ二つに分かれる。合衆国のお偉いさん方は「奴隷制度の色が強いテキサスは併合したくない」「いや、テキサス併合を足がかりとして大陸を東西貫くアメリカ合衆国を建設すべきだ」とマクロ視点での主張をする。一方テキサスの現場レベルでは「テキサスが併合されようものなら必ずメキシコ・英国を含む他国と戦争になる。そうなったら真っ先に死ぬのは我々だ」といった理由から併合反対派が根強い。片や「戦争になれば儲かるから他国と敵対しようとも構わない」という視点の者もいる。国の未来ないし理想のため、自身の誇りのため、金のため、自らの身分向上のため、様々な「自分にとっての利」を求める者が入り乱れ、物語は進行します。
 それを前提とした上で、国としての立場を決定するのは議会と大統領。その議会と大統領に影響を与えるのは「世論」すなわち民衆の意見。民衆に逆らったことをすれば自らの身分や命すら危ういから。そして本作ではメキシコから独立する際の戦争の英雄ヒューストンとジャーナリストが民意を操縦するキーパーソンとして描かれ、この二者の影響が国の命運を大きく左右する。その描かれ方には民主主義の正しさよりも、大衆社会に対する皮肉を感じます。
 モノクロ作品ですが、ぜひ、多くの方に観てもらいたい作品です。
53羽の孔雀さん [DVD(字幕)] 8点(2014-04-16 21:26:42)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 8.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
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600.00%
700.00%
81100.00%
900.00%
1000.00%

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