くるみ割り人形(2014)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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くるみ割り人形(2014)

[クルミワリニンギョウ]
The Nutcracker
2014年上映時間:80分
平均点:6.33 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
公開開始日(2014-11-29)
ファンタジーアニメCGアニメ3D映画
新規登録(2014-11-25)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2022-02-08)【M・R・サイケデリコン】さん
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有村架純クララ・シュタールバウム
松坂桃李フリッツ/フランツ
市村正親ドロッセルマイヤー/不思議婆さん/人形遣い/時計商人
広末涼子マウゼリンクス夫人
藤井隆シュヌルル王子
安蘭けい大臣
吉田鋼太郎王様
板野友美マリー姫
由紀さおり婆や
原作ピョートル・チャイコフスキー「くるみ割り人形」
辻信太郎(原案)
作詞中田ヤスタカ「おやすみ -extended mix-」(ワーナーミュージック・ジャパン)
作曲中田ヤスタカ「おやすみ -extended mix-」(ワーナーミュージック・ジャパン)
編曲中田ヤスタカ「おやすみ -extended mix-」(ワーナーミュージック・ジャパン)
主題歌きゃりーぱみゅぱみゅ「おやすみ -extended mix-」(ワーナーミュージック・ジャパン)
製作アスミック・エース
サンリオ
製作総指揮辻信太郎
企画アスミック・エース
配給アスミック・エース
録音ACクリエイト(録音プロダクション)
あらすじ
19世紀ドイツ。クララ(有村架純)は遠縁の人形師・ドロッセルマイヤー(市村正親)が持っていた「くるみ割り人形」を気に入り、寝床に置いて眠る。真夜中にネズミたちが人形を襲い、翌朝人形は消えていた。クララは人形を捜して自室の時計の中に入り込み、「人形の国」にたどり着く。
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3.《ネタバレ》  ↓の【movie海馬さん】のレビューを拝読し、レンタル店でDVDの【1979年:HDリマスター版】及び【21014年版】の両方を取り寄せて鑑賞。
 実は、2014年当時、仕事に忙殺されていたからなのか?このリニューアル版のことは全く知りませんでした。これを機会に観ることができ、良かったです。このレビューでは【1979年版】で書ききれなかったことも含めてお伝えします。映画での【用語】も、【1979年版】のものを使いますが、悪しからず…。

 まず【1979年版】を鑑賞し、感激した上での【21014年版】だったわけですが…リニューアルにあたっての【変更点】を、以下のように予想してから鑑賞に臨みました。
 「声の出演は仕方ないとして、おそらくBGMも総入れ替えだろうな…。70年代のポップス調を加味した音楽は、当時は最先端でも、映像に比べ、観客からは急激に古びた印象を与えてしまうだろうから…」
 「森下洋子さんによる【バレエのシーン】や、昭和の芸能界を彩った有名人の方々の“声の応援出演”による【名士達のシーン】は、カットだろうな…。現在の子供やその親御さん達が観ても『あの森下洋子さんが出演してくれたんだ!くるみ割り人形と言えばバレエとは切り離せないものね』『あの大橋巨泉さんが!この声はひょっとして坂上二郎さん?!…そうそうたるメンバーが声をあてているな~。しかも、ぞれぞれの話術と人形の動きがよく合ってるじゃないか!』といった感激や面白さは、沸いてこないだろうから…」
 「お菓子や果物の妖精達が、チャイコフスキーの音楽に見事にシンクロして踊る【マルチパン城へ向かう道のりのシーン】は、約6分間もある力のこもった場面だったけど、途中に出てくる【ハロー・キティ】のデザインが、現在とは違うから、ここもカットかな…少しは残してほしいけど…」

 実際に観て、あまりにも予想通りでちょっとビックリ。率直な感想は、サンリオ創始者・辻信太郎氏の「これだけの力作を忘れさせてなるものか!何としても若い世代に伝えたい」とでもいうような【執念】を感じたことです。増田セバスチャン監督は「現在のお客さん達に観てもらうには、どこを削り、どこを補正するか」という観点で、辻信太郎氏の期待に十分、応えたのでは…と思います。
 また、クララを始めとするキャラクター達の【声の出演】は、思ったほどには【1979年版】のイメージを損なっていないように私は感じ、とりあえず一安心。まあ、広末涼子さんの【マウゼリンクス夫人】は、この際“脇”に置いておくとして、配役について個人的な思いを加えると…【ドロッセルマイヤーおじさん】の顔立ちは【1979年版】の【西村晃】さん、【フランツ】の特に目元や口元が引き締まったときの顔つきは、同年版の【志垣太郎】さんそのもののようだと、あらためて実感しております。【市村正親さん/松坂桃季さん】には申し訳ないですけど…。
 なお、【マルチパン城へ向かう道のりのシーン】の前振りでもある【森下洋子さんと清水哲太郎さんのバレエシーン】はどのように補うのだろうと思ったら、代わりに【一対の雌雄の蝶々から始まって様々な生き物に“愛”がつながっていく】というものでした。映像の雰囲気は、NHK【みんなのうた】に流れそうな印象を受けましたが、まあ、こんなもんなんでしょうかね…。その後【マルチパン城へ向かう道のりのシーン】が、幾分かですが流れたことに安堵しました。
 ところで、これは観終わってからですが…DVD特典の宣伝映像では「極彩色ミュージカルファンタジー」と銘打っていましたけど、これってミュージカルでしょうか?【ミュージカル】の厳密な定義は知りませんが、少なくとも【歌】が少なすぎなような…きゃりーぱみゅぱみゅさんの歌は、あくまで【エンディングソング】なので、別扱いでしょう。もっとも、“商業的な都合”で、このように宣伝せざるを得なかったのかもしれませんが…。

 さて、採点ですが…上述の通り、辻信太郎氏の【執念】と、その期待に応えた増田セバスチャン監督を始めとするスタッフの皆さんへの敬意を表する一方、あくまで【1979年版】があってこその作品という意味で9点とさせていただきます。ただし限りなく10点に近い9点ですので、監督さん・スタッフの皆さん、ご容赦ください…。
 この【2014年版】を観て、少しでも【1979年版】を観て下さる方々がいらっしゃれば幸いです。因みに、私が観た【1979年版】のHDリマスター版の画質は、十分、鮮明でした。【2014年版】は「極彩色」と銘打っていたこともあり、色彩の“彩度”を強調加工していましたが、見比べさえしなけば、【1979年版】も、十分、色鮮やかだと思います。
せんべいさん [DVD(邦画)] 9点(2020-06-07 17:40:29)
2.1979年のオリジナル推しなので、この点。
塗り替えられちゃった感。
全部作り直せば良かったのにな。
movie海馬さん [映画館(吹替)] 4点(2020-05-06 19:39:09)
1.《ネタバレ》 テンポが非常にゆったりとしているため小さな子供などはきっと退屈すると思いますが、良く言えば一つ一つの場面が映っている時間が長く、超一級品の可愛い人形の造形やアンティークな美術を嘗め回すように眺める事ができるという贅沢な映画だと思います。ストーリーは怪人の存在や王子と姫などかなりの投げっぱなしで残念です。有村架純のクララは「思い出のマーニー」のマーニーそのもので個人的には良かったです。きゃりーぱみゅぱみゅの主題歌も作風とぴったりで、サンリオもジブリのように映画をたくさん作って欲しいと思わせる作品です。
DAIMETALさん [映画館(邦画)] 6点(2014-12-23 09:37:02)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 6.33点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4133.33%
500.00%
6133.33%
700.00%
800.00%
9133.33%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人
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