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黄金の眼

[オウゴンノメ]
Diabolik
1968年上映時間:105分
平均点:5.50 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(1968-10-15)
アクションコメディ犯罪もの漫画の映画化
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監督マリオ・バーヴァ
キャストジョン・フィリップ・ロー(男優)ディアボリック
ミシェル・ピッコリ(男優)ジンコ警部
アドルフォ・チェリ(男優)ラルフ・ヴァーモント
テリー=トーマス〔1911年生〕(男優)大蔵大臣
原作アルデュイノ・マイウリ
脚本アルデュイノ・マイウリ
マリオ・バーヴァ
音楽エンニオ・モリコーネ
撮影マリオ・バーヴァ(ノン・クレジット)
製作ディノ・デ・ラウレンティス
衣装ピエロ・ゲラルディ(ノン・クレジット)
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4.《ネタバレ》 「シンドバッド 黄金の航海」「バーバレラ」「新・夕陽のガンマン/復讐の旅」「レッド・バロン」などの作品で、その長身と少しエキセントリックでミステリアスな雰囲気を持った俳優として気になる存在だったジョン・フィリップ・ロー。

マリオ・バーバ監督の「黄金の眼」は、そんなジョン・フィリップ・ローの数少ない主演映画の一本です。
この映画の主人公は"怪盗ディアボリク"という怪盗ファントマを思わせる人物です。

原作は公開当時の1960年代の後半にイタリアで人気のあったコミックということで、そう言われてみれば、そのスタイルは頭からすっぽりとマスクを被り、ベルトを締めてブーツをはいている姿形は、まるでマントなしのスーパーマンのようでもあるし、おまけに物語の舞台もどこかの架空の国ということになっています。

悪魔的なという意味の怪盗ディアボリクは、近代的な科学設備が完備している洞窟の宮殿に住み、魅力的な女優マリサ・メル扮する恋人ともいい仲というなんとも優雅な身なのです。

このディアボリクを捕まえようと必死になるのが、名優ミシェル・ピコリ扮する警部ですが、いつも裏をかかれて地団駄を踏むのが、この映画の全編を通してのパターン。
いわばフランス映画のファントマとジューブ警部、あるいは日本のモンキー・パンチ原作の人気アニメ「ルパン三世」のルパンと銭形警部のような関係だ。

展開も思い切ってアニメ的というか007タッチで、現金を積んだロールス・ロイスが五色の煙に巻き込まれるや否や、クレーンで空中高く吊り上げられたり、大蔵大臣夫人が付けていたエメラルドをピストルの弾丸にして、悪党の体に打ち込み、後で遺体からその弾丸を取り出したりといった具合で、笑わせてくれます。

とにかく荒唐無稽と言うべきか、大胆不敵と言うべきか、いやこれはアニメ的な破天荒な面白さ、痛快さと言えますね。
さらに、20トンもの金塊を運ぶ列車を鉄橋から海へ落下させ、潜水艦で金塊を回収したりと面白さのてんこ盛りです。

そして、ラストはディアボリクが、アジトで溶解した黄金を全身に浴びて、文字通り"黄金の立像"と化してしまい、ミシェル・ピコリの警部の大逆転勝ち-----と思いきや、その眼がギョロリと動いて-----。

マリサ・メルのセクシーさも相変わらず魅力的で、主演のジョン・フィリップ・ローの颯爽とした活躍も素晴らしく、気楽に楽しめる娯楽作品だったと思います。
dreamerさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-03-13 11:19:30)(良:1票)
3.B級なんだけど、結構ゴージャス感のある怪盗ディアボリックの活躍を描くアクション活劇。
イタリア映画でこの邦題、どうしても「黄金の七人」を思い浮かべるのですが、
「黄金の七人」よりもコメディ色は薄く、アクションとサスペンスに軸足が置かれています。
怪盗ディアボリックはどう見てもルパンを連想します。
声があまり可愛くないのだけが残念だけど、衣装もスタイルも素敵な相棒のお姉さんはどう見ても不二子ちゃんですね。
意外に真面目にサスペンスしていますが、もうちょっとコメディ色が強くてもよかったんじゃないかな。
それにしてもあのディアボリックの超豪華な地下要塞は何なんだ?どんだけ金持ちなんだ?ディアボリック。
とらやさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-12-08 20:10:35)
2.《ネタバレ》 美男美女で納得!異議はナシ。
ただよく見りゃエヴァってアゴがケツ割れしてるんだよね それって気になり出したらずっと気になって仕方がなかったんだよね 
それにモンタージュはかなりブサイクになっていたしで それにあれってモンタージュでさえケツ割れしてたね だからそのへん大変お気の毒だったですよね(^w^)ウププププ 
3737さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-11-04 20:57:46)
1.《ネタバレ》 イタリアの人気コミックの実写化らしいんですけど、それをイタリアン・ジャーロの巨匠マリオ・バーヴァに撮らせるところが渋いです。それにしてもこの人、頼まれればなんでも監督しちゃうんですね、さすが職人です。 怪盗ディアボリックの盗みとそれを捜査するジンコ警部との追っかけっこというプロットは『ルパン三世』を彷彿されますが、どちらかというとフランスの『ファントマ』シリーズに近いテイストです。もっともこの怪盗は、仕事のときには眼の周りだけあいたウエットスーツになるだけで別に変装が見せ場というわけではないんです。コメディタッチとは言うものの警察の小者なんかはバッタバッタと殺しちゃうし、けっこう無情な奴です。でもコンビを組んでる金髪美人にはもうメロメロで、彼女が敵ボスに捕まっちゃうと命がけで救出に赴くというなんか純情な面も有ります。 バーヴァにしては予算が多かったみたいで、ディアボリックの秘密基地やガジェットなんかけっこう造りこまれています。また随所にバーヴァらしいキッチュな映像も散りばめられており、笑えます。エンニモ・モリコーネの音楽がこれまた絶妙で、テーマ音楽が妙に印象深く頭から消えなくなって困ってます(笑) まあ『黄金の七人』の洒落っ気には及びませんけど、それなりに頑張ってると思いますよ。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-10-13 20:43:52)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 5.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5250.00%
6250.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 2.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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