エヴェレスト 神々の山嶺のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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エヴェレスト 神々の山嶺

[エヴェレストカミガミノイタダキ]
The Summit of the Gods
2016年上映時間:122分
平均点:3.41 / 10(Review 22人) (点数分布表示)
公開開始日(2016-03-12)
ドラマアドベンチャー小説の映画化
新規登録(2015-11-14)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2020-10-20)【イニシャルK】さん
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監督平山秀幸
キャスト岡田准一(男優)深町誠
阿部寛(男優)羽生丈二
尾野真千子(女優)岸涼子
ピエール瀧(男優)宮川
佐々木蔵之介(男優)長谷渉
甲本雅裕(男優)井上
風間俊介(男優)岸文太郎
ツェリン・ロンドゥップ(男優)
竹嶋康成(男優)
原作夢枕獏「神々の山嶺」(集英社文庫・角川文庫)(のちに「エヴェレスト 神々の山嶺」と改題)
脚本加藤正人
音楽加古隆
撮影北信康
製作KADOKAWA(映画「エヴェレスト 神々の山嶺」製作委員会)
TBS(映画「エヴェレスト 神々の山嶺」製作委員会)
アスミック・エース(映画「エヴェレスト 神々の山嶺」製作委員会)
電通(映画「エヴェレスト 神々の山嶺」製作委員会)
WOWOW(映画「エヴェレスト 神々の山嶺」製作委員会)
東宝(映画「エヴェレスト 神々の山嶺」製作委員会)
集英社(映画「エヴェレスト 神々の山嶺」製作委員会)
ジェイ・ストーム(映画「エヴェレスト 神々の山嶺」製作委員会)
毎日放送(映画「エヴェレスト 神々の山嶺」製作委員会)
制作KADOKAWA(制作プロダクション)
角川大映スタジオ(制作プロダクション)
配給東宝
アスミック・エース
美術中澤克巳
編集洲崎千恵子
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12
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22.役者はまともな人間を揃えてますしコメディやホラー、漫画原作映画でもないのにここまでの評判の悪さは珍しいですね(笑)。角川映画ということもあってか最近というよりひと昔前の日本映画のダメさが詰まったような映画です。海外ロケをすれば映画としての価値が生まれるというのは大きな勘違いです。回想を多用し説明台詞も多くこれでは作りが完全にテレビドラマで映画らしい表現がまるで見られません。緊迫感もドラマチックさもリアリティもない登山シーンはただただ退屈な時間が続くだけです。原作は読んでいないので憶測でしかないですが、テレビドラマとして数話に分けてじっくり描く方が良さそうな内容ということは伝わってきます。脚色も下手なのでしょうが、そもそも原作が長尺すぎて映画向きではないのでしょう。
Сакурай Тосиоさん [インターネット(邦画)] 2点(2023-09-14 23:06:44)
21.《ネタバレ》 原作、コミックを読まずに視聴したところ、原作を読まずにはいられなくなった。もろもろ確認の意味で。
本当に、この映画で描かれていたようなセリフ回しやシーンが原作にあるのかという不信感でいっぱい。

羽生の「そこに山があるからじゃない。ここに、おれがいるからだ」というセリフを聞いて、逆に、マロリーの「そこに山があるから」の言葉の素晴らしさを再認識した。
私自身はクライマーじゃないから偉そうな口を叩きたくはないけれど、
山に登るということは、自分が「文明をもった人間」ということを、あえて忘れなきゃいけないんじゃないかと思う。
クライマーは、装備も技術も経験もあるとはいえ、山に棲む鹿や熊、その他小動物などと同様、自然のサイクルに組み込まれた単なる一個の命にすぎない、という謙虚さと自覚を持つべきでは?
獣たちは、バクテリアも棲めない極寒の高さまで登って、決して分解されないフンをまき散らしてきたりはしない。
本来は、エベレストは、人が登るべき山ではないのでは、とさえ思う。
命のサイクルが行われないデスゾーンの高みまで登る。その衝動に駆られる情熱を「おれがここにいるからだ」で説明されてはたまらない。
山を、自然を克服してやろうという気はあっても、それらを少しも愛していないのに、山の神に嫌われている、などと捨て鉢なセリフが羽生の口から出る。もう本当に「はあ?」となった。
嫌われ、山から弾かれるのは、当たり前じゃないかと。
マロリーは、山で死んでも幸せだっただろう。「山がある」という言葉に、羽生とは違う深い愛を感じる。大好きな山の懐に抱かれて死んだ、というイメージだ。
でも、羽生の死は、登頂の栄誉や、相棒・恋人への贖罪や、生きている充実感なんてものを求めて山に入りそれに失敗、山の懐に抱かれることさえ拒む頑固者がのたれ死んだ、という残念なイメージしかない。
「死んだらゴミだ」と自覚しているのだから、自分の体はプラスチックごみであって、生態系の一部とは考えも及ばないらしい。
登頂が叶えば、それは最高の気分を味わえるだろうけど、「登頂してこそ」としか考えられない人は、逆に山に入るべきではないと、この映画で学ばせてもらった。

さらに許せないのは、キャンプ場で深町を待つヒロインが、
「一体何人の命を奪えば気がすむんです。何が悪いっていうんですか。何でこんな目に遭わなければならないんですか!」
とエベレストをにらみつけて愚痴るシーン。こんな恥ずかしいセリフは、逆立ちしたって共感できるわけがない。
彼女が怒るべき相手は、プロの登山家でもないのに、シェルパも酸素ボンベもなしに山に入った深町以外にはない。
しかも彼女のすぐ横には地元民が立っている。例えれば、日本人のすぐ隣で、チベット人が富士山を前にして悪態をついているようなもの。
外国人が地元民の聖山に暴言を吐くなど、相当な冒涜行為だ。

そして、強烈に恥ずかしかったのは、ラストの深町がよろよろと下山してくるシーン。
せっかくの加古さんの壮大な音楽が、こんなところで大げさに使われるなんて・・・。
『ホワイトアウト』のラストみたいにヒロインを抱っこしていない分だけましだけど、いかにも生還してきたヒーロー然としていて、正直「音楽だけでも止めて!」と言いたくなった。

見なければよかったとは思わないが、この映画では誰一人共感できるキャラが出てこなかった。そのモヤモヤ感が今でも気持ち悪い。
tonyさん [インターネット(邦画)] 5点(2023-05-24 14:39:49)
20.かなりの駄作。
原作がそもそも駄目なのか、映画化のために書いたシナリオが駄目なのかわからないが、お話がひどい。
だめな理由は主に2つ。
1つは羽生と主人公の友情や絆、これが物語の根幹にしたかったのだろうが、それが全く機能していないこと。
というのも、二人が互いにそこまで思い入れを抱くようなことが作中にほとんど起きていないからだ。二人は互いに相手の人間性や考えに強く感情移入するようなことが作中に起こっていない。
だから、二人に友情や絆が芽生えたことに全然説得力がないのだ。
そうであるのに、やたらと二人の友情、絆をやられてもすべて茶番に思える。

2つめ。最後に羽生の「遺言」である「指が動かないなら、目で~」云々の言葉をもとに主人公が必死で山を降りてくるシーン。ここも大事なクライマックスであり、製作者としてはここを感動のシーンとしたかったのだろうが、これもまた綺麗さっぱり機能していない。主人公が生きる気力もなく自堕落に生きていたのを羽生の言葉で力をもらって強く生きようとするというのなら、わかる話だが、主人公はそもそも、羽生に勇気づけられるまでもなく、彼なりの強い行動原理に則って強く、たくましく生きていたではないか。
上司に楯突いたり、金の無心したり、自分の目的のためにかなり熱意を持って仕事をしていた。
彼がいまさら、羽生から生きるための力を学ぶ必要などないのだ(私にはむしろ辛いことがあった日本から逃げ出した羽生のほうがよほど軟弱に思える)。
さらに付け加えるなら、羽生からの言葉を心の支えに必死に山を降りてくるというシーンが成立するには主人公が生粋の登山家であって始めて成立する話だ。
登山家ではなく、あくまで登山写真家にすぎない主人公ではあのシーンは成り立たない。
必死に山に挑戦しなければならない理由が、彼にはそもそもないのである。

上記2点から、この映画にはドラマティック性がかなり損なわれてしまっている。

また、各登場人物の行動原理がむちゃくちゃなことが多いのも気になった。
主人公は、羽生遭難後、なぜ再び山を登ろうとしたのか意味がわからない。実際本人の口からも「分からない」というのだけど、クライマックスの大事なシーンによくわからない動機で突入してもらわないで頂きたい。
もっとわからないのは女。
本人すら登る理由が分からない主人公にのこのこついてくるんだから、ますます意味がわからない。お前は何がしたいのか。
他には序盤はマロリー登頂の成否について、かなり重要なファクターとして語ってたくせに、後半ほとんどスルーになってるのもブサイクなシナリオとしか言いようがない。

物語について、長々と書いたが、映像面に関してもあまり高い評価はできない。
私事だが、間が悪いことに「エベレスト3D」を最近見たものだから、あの映画から本作を見て、映像のあまりの落差に悲しくなる。制作費が限られている邦画ではまだ頑張っているとは思うけれど、山の景色の美しさや危険な登山でのスリルと迫力、そういったものは、この映画では味わえない。
背景はほとんど映さず、登場人物のアップばかりで、「今、エベレストにいる」という臨場感が全く感じられない。

映像はいまひとつで、ストーリーもだめ。この映画には楽しめる要素はない。
椎名みかんさん [インターネット(邦画)] 4点(2023-03-12 03:28:25)
19.伝えようとしていることはわかるんですが、感情移入できないんですよね。
映画の尺だと難しかったですね。
東京ロッキーさん [インターネット(邦画)] 4点(2023-01-06 13:35:41)
18.《ネタバレ》 原作未読で漫画版が好きで視聴。
かなり端折っているとはいえ期待以上のいい出来。
ただラスト付近でアンツェリンと岸涼子が悪天候になるから帰れと言ってるのに山から引き返そうとしない深町は漫画版にはないし山好きなら絶対許されない行為。
山屋ならエヴェレスト山頂があと100m先でも引き返すのがプロというもの。
原作が作られた当時はまだマロリーの遺体が見つかっていなかったからどういう状況で死んだかは分かっていなかったが近年遺体が見つかってその状況からマロリーは山頂を諦めて引き返した途中で遭難した可能性が高いと言われている。
なのであの深町の行動でこの作品への印象はかなり悪くなった。
ちなみに漫画版では深町は通常ルートの無酸素で登頂に成功し下山途中で嵐に巻き込まれてやむなく8300m付近の小さいテントで一泊する。
しかし翌日嵐はやまないもののもう一泊する体力も食料もないので生きるために仕方なく下山を決意し嵐の中羽生の遺体と対面する。
非常に自然な展開だ。
Dry-manさん [インターネット(邦画)] 6点(2022-12-04 23:40:24)
17. 自然に魅せられる気持ちはわかるけど、ここに出てくるクライマーの気持ちまではよくわからない。もっと穏やかに生きればいいのに。
海牛大夫さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-11-04 20:33:30)
16.《ネタバレ》 導入部、カトマンズ街並を岡田准一が歩くところから期待させるも、物語の繋がりが切れ切れで、ちょっと残念な印象しか残らなかった。
何故、写真集を完成させないのか?
何故、羽生に拘るのに、自分が登るのか?
何故、行き当たりばったりなのか?

原作に精通された方、乞うコメント'。
Postefさん [地上波(邦画)] 3点(2020-07-19 16:14:43)
15.《ネタバレ》 「そこに山があるからだ」。有名な登山家が残した言葉としては知っていましたが、本作でカメラが見つかったマロリーさんがその人なのですね。おそらくテーマはその言葉の検証だったと思います。あいつ(=阿部寛)は「俺がいるからだ」と言ってたけど意味合いは同じだと思う。誰もやったことの無いことが目の前にあり、出来るかも知れない自分がいる。そんな時(特に♂は)脳内にアドレナリンが噴出して、人間らしい生活を送るうえでの優先事項が滅茶苦茶になるみたいです。
で、そのテーマ性は分かるのですが本作のストーリーには頷けない部分が多かった。山に挑戦するのは個人の自由ですが、深町(=岡田准一)まで飲み込まれる理由がよく分からない。日本のカフェで若いクライマーたちに突っかかる描写などはただのキ〇ガイです。山にアタックすることの意義を真面目に突き詰めたかったのでしょうけど、それに陶酔した奴らのマスターベーションを見せられた気分でした。日本に彼女を残し、現地に奥さんと子供を作っても危険へ挑む。その内面をもう少し厚く見せて欲しかったです。
原作は未読ですが、おそらく本作は咀嚼できていない。読みたくなりました。
【2018/3/25追記】原作読みました。本作がカバーしていない部分がいかに多いかがよく分かりました。深町が山に挑む意義が生の意義に重ねられていて、そこに感銘を受けました。本作では表現できていない部分ですね。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 3点(2018-01-17 23:46:45)(良:1票)
14.《ネタバレ》  超人的な登山家が「足手まといなパートナーは見殺しにする」(超訳)と嘯いてはいるが、その実最後まで見捨てない人であった。そんな登山家に興味を覚えた写真家は、同様の局面に至り登山家に救われるが、その後登山家の危機を救うことができずにほぼ見殺しに。

 そんな写真家が、一度見捨てた登山家を探しに山へ行き、彼の体と魂を見つける話。最後に彼が山頂付近で「連れて帰る」って言ったのは、登山家の魂だったのだろうな。これ以降、写真家は登山家のように生きるんだろうか。

 こんな話なので、イマイチ「神々の山嶺」な感じがしないのは残念。何しろ描かれているのは自分の力だけで最高峰に挑もうとする登山家の話だし、映像的にも物語的にも最高峰へ(特に写真家が)さして苦もなく辿り着いた感が出過ぎている。「神々の領域」感ゼロである。ワタシ的には「神よ!何故こんなに人を阻むんですか!」的な物語を期待していた。

 それでも、現地ロケによる雄大な景色などは美しい。

 しっかし、岡田准一ってのはよく映画に出てるなあ。
Tolbieさん [DVD(邦画)] 6点(2017-10-05 16:20:14)
13.久しぶりに劇場まで見に行きましたが、とんでもない糞映画でした。時間の無駄。
凍ってる阿部寛はギャグでしょう。
エンドロールのエヴェレストだけは美しかった。
へまちさん [映画館(邦画)] 0点(2017-08-07 23:37:08)
12.《ネタバレ》  原作小説が大好きなので、期待を込めて観賞。

 絶対に二時間で纏めるのは無理だろうと思っていただけに、ちゃんと物語を完結させている事に感心半分(やっぱりダイジェスト感は否めないなぁ……)と落胆半分、といった感じでしたね。

 結構な尺が必要となるであろう「マロリーのカメラ争奪戦」の件を思い切って省略したのは正解だと思うし「鬼スラへの挑戦」「岸との別離」「グランドジョラスからの生還」と、羽生丈二というキャラクターを語る上では外せない場面を映像化してくれた事は、素直に嬉しかったです。
 それでも、どうしても「あれも見たかった」「これも見たかった」というモヤモヤが残ってしまうのだから、全く以て困り物。
 折角モノローグを多用して小説の文章そのまま再現する演出をやっているのだから「きしよう」や「地球を踏んだ」などの言葉も、心の声として聞かせて欲しかったなと、ついつい思ってしまいました。

 主演の岡田准一と阿部寛は熱演されており、特に後者の存在感はお見事でしたね。
 凍死した羽生の「死体」をここまで迫力込めて演じられる人は、ちょっと他にはいないかもと感じるくらい。
 ライバルである長谷の扱いが軽い事も含め、どうしても原作に比べると羽生に関する描写は薄くなってしまっていたのですが、それでも「これは間違いなく羽生丈二だ」と思えたのは、役者さんの力が大きかった気がします。

 中でも、遭難しかけた深町を羽生が助けるシーンは凄く良くて、ここが本作の白眉であるように感じました。
 ちょっと原作に比べるとエキセントリック過ぎるというか「羽生の魂を継ぐ者」として、野性味溢れて描写されていた深町であっただけに「もういい、もうやめてくれ……」と弱々しく呟き、自分を見捨てるよう訴えかける姿が、一際胸に迫るものがあったのですよね。
 その後に「最初から羽生は最も困難なルートを登るつもりだった」と明かされる展開についても、良かったと思います。
 正直、原作と異なる部分に関しては不満も多かったりしたのですが、ここの流れは原作よりも好み。

 最後も深町の生還というハッピーエンドで〆てくれる為、後味も悪くなかったですね。
 久々に本棚から「神々の山嶺」を取り出して、蜂蜜を溶かした紅茶片手に、ゆっくりと読み耽りたくなりました。
ゆきさん [DVD(邦画)] 5点(2017-04-11 18:14:38)(良:1票)
11.原作からいろいろ端折られ、未読の人は話の展開などついていけなさそう。
ただ、阿部寛の羽生は自分は合っていたと思うのでそこは良かった。
misoさん [ビデオ(邦画)] 4点(2017-04-05 15:35:47)(良:1票)
10.岡田准一はいい。阿部寛もいい。それなのになんなんだろう、この時間を無駄にした感。ほんとつまんない映画だった。
木村一号さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2017-03-30 22:46:51)
9.《ネタバレ》 山に登る人の気持ちは全く分からないし、この映画を観たからと言って分かるわけでもない。ただ一つ言えることは夏に観たら少しは涼しい気分を味わえるかもしれない。
いっちぃさん [CS・衛星(邦画)] 3点(2017-03-24 19:58:17)
8.《ネタバレ》 原作小説未読、漫画版既読。約二時間の作品でしたが、それでは尺が短い。マロリーのカメラと深町の関係、羽生の苦悩が描き切れてないため、物語の重厚さが全く伝わってこなかった。デスゾーンの酸素欠乏から来る幻覚幻聴、視力障害等の過酷な環境も全く感じられず、エベレストの壮大感・雄大感もカメラアングルの問題なのか演出なのかわからないが、全くといって良いほど感じることが出来なかった。
 作品の時代設定にリアルさを出すためか、画面が所々「古ぼけた感じ」の色演出になっているようだが、そのくせヒロインだけが現代風なので目についてしかたない。ヒロインの演技もいただけない。岸涼子と羽生、深町との関係も描き切れてない、いっそのことヒロインを排除して、男たちの葛藤にだけスポットを当てるようなシナリオにすれば良かったのにと思う。また、深町役の岡田准一の身長が低い。羽生役の阿部寛と並んだら巨人と小人かと思うくらい違和感があり、それ以外でも身重差が目に付くシーンが多く、また華奢な感じがして「山屋」の屈強さが感じられない。なぜこの作品を映画化したのか、映像化して何を表現したかったのか全くもって謎。邦画特有のキャストのアップがうざい。2時間が無駄になった気分。
イザナミさん [DVD(邦画)] 3点(2016-11-25 11:26:34)
7.原作の深町さんは、マロリーのフィルムに異様なまでの執着するのに、映画ではあったり諦めちゃうので拍子抜けだし、原作ファンとして納得できない。
あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 2点(2016-11-09 23:51:02)
6.《ネタバレ》 ひとまず、最後までは鑑賞できました(笑) 途中で鑑賞に耐えれないモノはいっぱいあるのでそこはまず評価できるかと。しかし、全般的に短絡的かつ都合が良い描写が満載で観ていて恥ずかしいw まずカメラのお話しから結構ハテナで無茶やww  で観終って、結局何が言いたかったんだこれは、と。エヴェレスト登頂の厳しさ? そんなの誰でも分かるよ(苦笑) なにかいろいろ残念でアリマシタハイ   
Kanameさん [DVD(邦画)] 1点(2016-10-07 10:08:36)(笑:1票)
5.悪評を聞き、どんなもんかと鑑賞..見事なダメダメ映画..恐れ入りました、、期待どおり! 観る価値なし!! (阿部寛 も 岡田准一 も出る映画選ぼうよ..) 小説感まるだしの展開、シーン、が散在し..映像で観るには不向きなストーリー..(脚本、演出が下手すぎ..) 途中から、登場人物達のやってることが意味不明..説得力 ゼロ、共感 ゼロ、何を伝えたいのか..理解不能..ラストに至っては、バカバカしくて観てられない.. 監督、高度順応はしなくていいのか?(素人でも気がつくぞ! 科学に弱い文系の監督が創った荒唐無稽なファンタジー映画) エベレスト登頂を ナメんじゃねーぇ!! 金返せー! バカヤロー!!!
コナンが一番さん [DVD(邦画)] 0点(2016-10-03 23:07:19)(笑:1票)
4.《ネタバレ》 山に取り憑かれた男たちのロマンを格好良く描こうとしているが、中二病丸出しのダサい仕上がりになってしまった。最大の要因は、とにかく台詞が仰々しいこと。クライマックスシーンで羽生のメモ書きを引用するところは、正直言って赤面MAXでしたw よくまあ恥ずかしくもなく作ったもんです。逆に凄いわw

あとその台詞でちょいちょい聞き取りにくい箇所があった。ボソボソと小声で喋るから、何言ってんだか分かりゃしない。DVDに字幕機能があって助かりましたw

登山に関しては全くの素人で何も分かりませんが、羽生が7年間準備してきたって一体何の準備で、どういった内容なのか漠然すぎて理解できなかった。もう少し専門的要素を取り入れても良かったんじゃないかな。くどくならない程度に。

原作は知らないけれど、ヒロインの存在感の無意味さと言ったら・・・(^_^;)

総評してこの映画は、日本映画の悪い部分を濃縮した見本市ですねw
Dream kerokeroさん [DVD(邦画)] 3点(2016-09-25 08:11:33)
3.《ネタバレ》 一番熱中させられた、前半の羽生の人生を辿る部分が、映画ではささっと流されてしまい残念だった。
凍傷で指を切断しているような描写もないし、尺の都合なのか、
高山病や酸素ボンベについての詳しい説明もない。
この男達がやろうとしていることの凄さは、この映画じゃ伝わらないと思う。
田中一夫さん [映画館(邦画)] 4点(2016-07-17 07:08:39)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 22人
平均点数 3.41点
029.09%
114.55%
229.09%
3627.27%
4627.27%
529.09%
6313.64%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.00点 Review2人
2 ストーリー評価 2.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 2.00点 Review2人
4 音楽評価 3.00点 Review2人
5 感泣評価 0.50点 Review2人
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