1.《ネタバレ》 北朝鮮映画。
これだけでも見る価値あり。
当然、朝鮮側の正当性を全面に出し、徹頭徹尾、日本を悪者として描いている。
でも、その描き方が実に緻密で、一つ一つのエピソードが具体的に細かく描かれている。
ここまで具体的に描かれると、これは真実に基づいているのでは?とも感じる。
だけど、その場に居合わせたわけではないので、実際、どれが真実なのかは分からない。
まさに、「藪の中」だ。
これは、どのエピソードが真実なのかを見極めるための映画ではなく、伊藤博文暗殺に関わる出来事を、朝鮮側が描いたらどのようになるのか、それが最大のポイントになる作品だろう。
特段、面白い内容ではないが、映画としてしっかりと作られている。
映画として評価すれば、標準的なレベルには達していると思われる。
ただしただし、この映画を見ること自体が、既にヤバイ人認定されそうなのも事実・・・
それを恐れずに、伊藤博文暗殺という事実を、朝鮮側からどう描写されているのか知りたい人にはオススメできる。
少なくとも、日本の教科書やマスコミが説いている内容とは、全く別の代物であることは、間違いない。