1.《ネタバレ》 際どいシーン、汚いシーン、痛いシーン、色々ある。
だけど、ダルマにされるシーンが出てこなった。
もし出てきたら耐えられない自信があったが、さすがにヤバすぎたのかな?
制約がある中での製作なので、ダルマにされるシーンが出てこなかったのは、仕方ないのかもしれない。
だが、ヤバい映画として映画史に名を残すためには、必要なシーンだったように思う。
親の借金のカタに、風俗に売られ、シャブ漬けにされる女性を演じた武田梨奈さん、なかなかカワいいんだけど、あまりウブな感じに見えなかったかな。
むしろ、エロく見えた。
個人的に、この作品の最大の問題点はキャスティング。
特に、木村祐一は完全にミスキャスト。
全くヤクザのボスとしてのリアリティがない。
意外にも良かったのは、木下ほうか。
あのキレッキレの動き、凄いっす!
後で調べたら、やっぱりキックボクシングなどの格闘技経験があったんですね。
寺島進は、いつもの寺島進。
他の端役については、ややショボい感を拭えない。
総評として、作った側は満足だったかもしれないが、意外にも刺激が足りなかったこと。
社会的制約があるにせよ、どうせ作るなら、もっと際どくして欲しかった。
少なくとも、お笑い芸人を使う必要はなかったように思う。