1.《ネタバレ》 途中までは比較的いい雰囲気で話が進むのに、終盤しっちゃかめっちゃかのB級に突入してしまう作品が割とある。本作もそう。ゴシックホラーのような古びた洋館の中での居並ぶ植物状態の患者。灯台守りをする謎の男。ここまでは良かったが、寝たきりのパトリック君が暴走を始めてからはだんだんおかしくなった。パトリック君に実は意識があったのはいい。しかし、自分に見えていない外界の様子まで理解してて、人を操り、機械も操り、何でもし放題になると「んなことないだろ!」と言わずにはおれん。ところで、あのおっちゃん、結局何がしたかったんだろうか?何だかこの映画自体が何がしたかったのかよくわからない。