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秘剣破り

[ヒケンヤブリ]
Broken Swords
1969年上映時間:90分
平均点:7.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
公開開始日(1969-05-31)
時代劇小説の映画化
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タイトル情報更新(2023-07-02)【イニシャルK】さん
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監督池広一夫
キャスト松方弘樹(男優)丹下典膳
本郷功次郎(男優)中山安兵衛
露口茂(男優)長尾龍之進
青山良彦(男優)浅野内匠頭
加藤嘉(男優)堀部安兵衛
松村達雄(男優)千坂兵部
小林直美(女優)三重
川崎あかね(女優)浪乃
五味龍太郎(男優)戸谷兵馬
稲葉義男(男優)長尾権兵衛
河野秋武(男優)堀内源太左衛門
北城寿太郎(男優)大迫源内
天王寺虎之助(男優)武家の使者
早川雄三(男優)伴義人
木村元(男優)三田四郎五郎
伊達岳志(男優)村上庄左衛門
花布辰男(男優)嘉平次
山本一郎〔俳優〕(男優)壱岐練太郎
寺島雄作(男優)知心斉
杉山昌三九(男優)吉良上野介
橋本力(俳優)(男優)仁木惣右衛門
毛利郁子(女優)お百
近江輝子(女優)お市
原作五味康祐「薄桜記」
脚本伊藤大輔
音楽渡辺岳夫
撮影牧浦地志
配給大映
美術下石坂成典
編集谷口登司夫
録音海原幸夫
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1.東映の松方弘樹が、末期の大映へレンタルされてた頃の作品。主役の二人が、その松方弘樹と、ガメラでお馴染み本郷功次郎。数年前なら、市川雷蔵と勝新がこの二人を演じているところだろうに、まさに大映末期、何だか、弱体化したプロレス団体が、他団体の有望選手を呼んできて、若手とタイトルマッチをやってもらっているみたいな。って、いや別に特定のプロレス団体のことを言っているワケではありませんが(笑)。
それよりも、「数年前なら雷蔵と勝新」も何も、まさにズバリそのもの、何しろ本作、タイトルは違えど、物語は「薄桜記」です。脚本も同じ伊藤大輔。よって、物語の面白さはコレ、間違いなし。ややオドロオドロした感じがするのは、監督が池広一夫のせいだからなのか、大映の末期的症状なのか。それとも70年代目前という時代のせいなのか。暗い内容の割に、音楽は妙に垢抜けしていたりして。
いや何にせよ、どうもこの映画、雷蔵と勝新の霊に憑りつかれてる。って言っても雷蔵もまだギリギリ生きてた頃かとは思うけど、池広監督も雷蔵と勝新で撮りたかったんだろうかね。まずこの中山(堀部)安兵衛の役、そしてそれを演じる本郷功次郎が、いかにも勝新を思い起こさせてしまう。59年の『薄桜記』とは雰囲気が異なり、別の映画だと思って観ているにも関わらず、やっぱり「この役は、勝新だ」という思いに引きずられちゃう。一方の丹下典膳役の松方弘樹は、これはさすがに近衛十四郎には似てても雷蔵には似ていませんが(笑)、ニヒルな役作りは、もしや狂四郎のイメージなのか。
これをリメイク作と呼ぶなら、ある程度、前の作品から趣向を変えてきた以上は、トコトンやって欲しかったとも思いますが、そんな元気があれば大映ももう少しは持ちこたえたのかな、とも。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-05-14 19:01:02)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 7.00点
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600.00%
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900.00%
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