罪の手ざわりのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ツ行
 > 罪の手ざわりの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

罪の手ざわり

[ツミノテザワリ]
A Touch of Sin
(天注定)
2013年上映時間:129分
平均点:7.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(2014-05-31)
ドラマ犯罪ものバイオレンス
新規登録(2016-08-18)【にじばぶ】さん
タイトル情報更新(2020-11-22)【にじばぶ】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ジャ・ジャンクー
脚本ジャ・ジャンクー
音楽リン・チャン
撮影ユー・リクウァイ
製作総指揮ジャ・ジャンクー
森昌行
プロデューサー市山尚三
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
2.《ネタバレ》 中国に急速に入ってくる欧米文化。
その文化同士の衝突による化学反応をジャジャンクーは、描く。
でも考えてみれば、日本もそうなんだよね。ただゆっくり入ってきたから、
こんなに分かりやすい反応はしなかっただけで・・
「世界」ではテーマパークを、「長江哀歌」では都市開発によるダムなどの環境の変化を、
ジャジャンク-は、中国のとまどいをクローズアップして描いてきた。
この作品は、欧米の銃やジャックナイフなどの武器、企業経営による雇用される側の非人間的対応を迫られる辛さ、それらを4編のオムニバスで描く。
最後、罪を犯した女性が中国歌劇の「罪を認めるか」と言う歌を聞くシーンは、こういう金による支配、欧米のハンディな攻撃武器がなければ、女性は罪を犯したか?という問いを監督は言っているのだ。
トントさん [DVD(字幕)] 7点(2021-01-30 22:59:14)
1.《ネタバレ》 名匠と言われるジャ・ジャンクー監督による、4話から成るオムニバス。

雰囲気は悪くないが、ストーリーにそれほど魅力がない。

第1話
炭鉱夫が村の不正を正そうとするが、結局かたっぱしから撃ち殺して終了、という話。
これの良くないところは、撃ち殺しまくった後の姿が描かれていないこと。
つまり、殺人の後必ず来るであろう、逮捕や死刑といった責任の部分が欠落している。
これはもはや、殺りっぱなし、投げっぱなしで、やり逃げみたいな内容である。

第2話
退屈な村の生活に嫌気がさした男が、憂さ晴らしも兼ねて人を殺しまくる、という話。
ヒットマンのごとく人を鮮やかに殺しまくるが、ヒットマンっぽくないのと、不自然に殺しがうまくいき過ぎている点が、難点。
リアリティを欠いている。

第3話
不倫を続けた女が報われないまま、更に人を殺してしまい、不幸のどん底に落ちていく、という話。
これはもはや勝手にしろい!と言いたくなる内容。
不倫するのも自己責任だし、もう少し地道に生きていけばいいだけの話である。

第4話
仕事もうまく行かず、仕事も辞めるハメになった若い男が、怪しいお店でウェイターになるも、うまくいかず自殺にいたる、という話。
とにかく救いがない。
ただし、現代中国の底辺を生きる若い男の、行き場のない絶望感が、リアルに描かれている点は良い。
ある意味、一番良かった話かも。
女優陣のインパクトも強い。

総評すると、やっぱりジャ・ジャンクーは不思議な魅力に溢れていた。
そしていまだパワーも感じる。
この作品はイマイチでも、次の作品、また別の作品を観てみたいと思わせる何かがある。
ジャ・ジャンクー監督にしか出せない、独特の映画的雰囲気も素晴らしい。
にじばぶさん [DVD(字幕)] 7点(2016-08-18 22:59:51)
別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
72100.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS