4.《ネタバレ》 実話だというから文句も言わず我慢して観ましたけれども。エマ演じるレナの向こう見ずすぎる行動の数々には疑問だらけでありました。いくら恋愛絶頂期といえど、単身危険なカルト団体に飛び込むというのは軽率に過ぎませんかね。二度と戻れない状態になることも充分考えられるのに、万一に備えて母国ドイツの担当機関なり友人なりに行き先を残しておくこともしてないでしょう?彼女。
同室の女の子が酷い目に遭わされたことを知っていながら、自ら男の集会に呼び出されるよう仕組むのも、意味わかんなかった。結果彼氏はいない上、半殺しになるところじゃないですか。一体何をやってるんだ。たとえそこに彼氏がいたところで、あの場ではどうしようもないじゃないか。
エマの演技はやや棒だし中盤まではなんだかなあと思ってましたが、終盤の逃走劇のサスペンスフルなことはなかなか。ウルセラのエプロンのひもが引っかかったりと、手に汗でした。
でもなあーラストがまたちょっとね。半年近く無断欠勤してたCAを社員待遇であっさり機内に受け入れるなんてあるのかしら。自国の大使館に敵方に売られそうになるし。ほんとなの?実話なんですよね?