1.《ネタバレ》 ある写真家の女性。画家であるカレのアパートに入ると、どうも様子がおかしい。彼は何者かに殺されていた。
そして自身も命を狙われることに・・・。逃避行&カレが描いていた絵をめぐる事件の真相を追うミステリ。
ひたすらこの主演女優の姿を追い続ける。どこかで見たことがあるような展開続きではあるのですが、
彼女を立ち止まらせない90分。作品のテンポはいい。ベッドシーンも大胆に披露するアンナ・チポフスカヤが美しい。
カーチェイスに逃走アクションもありますが、この手のハリウッド製映画と比べるとなかり地味。
終盤はクレムリンの思惑やアメリカとロシアの関係といった国際的な話に飛躍してきますが、
それにしては小ぢんまりとしてしまっている感は否めません。
退屈せずに見れるものの、暫くしたら忘れてしまいそうな映画ですが、
主演のアンナ・チポフスカヤには今後も注目していきたいです。