1.《ネタバレ》 結構サスペンス色強めです。
流行りのPOV方式のモキュメンタリーな雰囲気の作品。
当然BGMなどはありません。
このリアルな質感、嫌いではないです。
主人公のデヴィッドも含め、基本的にやばいやつは出てきません。こーゆータイプの映画は暴走する人が一人くらいいそうですが、今作では主人公がちょっとやらかしちゃうくらいです。
基本みんなまとも。どちらかと言えば頭が良いひとたち。
そんな頭が良くて、オタク気質な3人がタイムマシンを作っちゃうお話。
スクールカーストでいけば、おそらく底辺にいる人たちなんだろうなぁ。
その3人のなかでも、主人公は割とイケメン。その妹も明るくて美人。ヒロインよりも妹のほうがかわいいくらいです。妹は撮影係なので、他の人に比べると露出控えめなのがもったいない。
そんな3人がタイムマシンを作っちゃったことで、学園のマドンナと仲良くなっていくのもお約束ながら楽しい。青春ものは嫌いではないので、前半から中盤までは楽しく見られました。
過去に戻れたらやってみたい。ちっちゃなことからおっきなことまで、結構幅広くやってくれたのは楽しい。
雲行きが怪しくなってくる後半。
過去を改変したことで、現在に影響が出始めます。
もちろん悪い影響が。バスケ部が廃部になったり。飛行機が墜落したり。
いわゆるバタフライ効果が出始めるのです。
このころから主人公のルール破り、スタンドプレーも出始めて、状況は悪くなる一方。
1人でタイムトラベルしちゃうから、現在に戻ってきた主人公は結果はわかってもそのプロセスがわかりません。
原因を突き止めようと焦りますが、当然うまくいきません。
この最後のたたみかけが、エンターテイメントを重視したためか、雑で分かりにくくて説明不足で不親切。
父親とのやりとりの結果、結局どうなったのか私の頭では???
最後もうすこしわかりやすい着地点がほしかったです。