5.《ネタバレ》 『ジュリエットからの手紙』ですっかり好きになってしまったアマンダ・セイフライド目的で見ました。
どんな映画かまったく知らなかったのですが、お堅すぎず、笑いありドラマありの面白い作品です。
個人的にあまり真面目過ぎる映画は苦手。でも今作はハリエットとアンの会話が面白く終始飽きずに見られました。
テンポも軽快。『良い一日ではなく意味のある一日を』のようにぐっとくる台詞が時折出てくるのも良い。
ストーリーも目的がはっきりしていてわかりやすい。所謂エンディングノート作成みたいな物語。性格の悪い元社長が、人生の終わりを目前にして自分の死後を考え出し、凄く良い訃報を書くライターに自分の事を良く書いてもらおうと依頼する。ところが元社長の知人、友人、家族まで、話を聞いても出てくるのは悪口ばかり。
ただこの元社長のハリエット、確かに性格はきつめだし、傲慢なところはありますが、そんなに嫌な人物でもないんですよね。特にブレンダも加わり3人で行動を共にするようになってからはとても魅力的な人物に描かれています。とゆーか、少なくとも私の目にはそう映りました。DJやってるときなんか最高にかっこいいです。
私自身は自分が死んだ後のことなんかどーでも良いので、正直このテーマに心惹かれるものはありません。
そんな私が見ても素直に面白いと思える。見る人を選ばない、万人受けする作品じゃないでしょーか。