首だけ女の恐怖のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ク行
 > 首だけ女の恐怖の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

首だけ女の恐怖

[クビダケオンナノキョウフ]
Mystics in Bali
(Leák)
1981年インドネシア上映時間:89分
平均点:4.67 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
ホラー
新規登録(2020-04-06)【かっぱ堰】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
3.《ネタバレ》 内臓をぶら下げた生首なんて斬新だな〜と思ったら、先のコメントの方々がその出自を語ってくださっており、なるほど一応そういう伝承があるのかと納得。
では話の方はといえば、皆様とほぼ同意見で、映画としてはずいぶんヘロヘロ。変身シーンなどはなかなか見応えのある演出ですが生首に関してはいきなり安物のビデオ撮り作品になってしまったかのような安っぽさ。
話自体もいろいろありますが、「同じ日だと思ってたのに次の日かよ!?」とか「火の玉バトル始まったけど一体何!?」とか「いや唐突に飛び出してきたけどお前誰だよ!!?」とか「いや朝日登ってるけどさっきまで真っ暗だったじゃねぇか!」とかそちらの方が気になって仕方ありませんでした。
特に「お前誰だよ!?」的な元恋人と大戦士(叔父さん?)の登場とラストは唐突すぎて、ひょっとして自分が観たものはカットされたバージョンなのか?と思いましたが、どうやら違う様子。
特撮に関しては、制作年や国といった要因でヘロヘロでも半ば仕方ないとは思いますが、もう少しこの唐突さをなんとかできれば、雰囲気自体はなかなかよかったので、もう少し面白い作品になったのではないかと思います。
クリムゾン・キングさん [DVD(字幕)] 4点(2021-07-11 19:31:10)
2.《ネタバレ》 珍品である。が、映画としての質はどう控えめに言っても低レベルで、演技経験があるのか非常に疑わしい主演陣に加え、無駄が多くて冗長な展開運び、特撮も極めてチャチだし、特撮シーンになると8mmビデオの様な超絶低画質に切り替わるなど、あまり他の映画では見かけない様なチープさが全編に行き渡っている。もう一点、私の購入したDVDは英語吹替版で、この吹替の質も非常に低いと言わざるを得ない(声の質感が映像とまるでアンマッチで完全に浮いている)。

展開運びで特に酷いのが終盤で、主役(男)の別れた恋人が唐突に登場して憤死したり、絶体絶命のピンチ!にこれまた唐突に大戦士ギデオカなるエセ月光仮面(顔出し)が出て来たり、ゴタゴタと戦っていたのに朝日が出たら黒魔術師(ラスボス)はギャー!と溶けてしまったり(時計見といてよ)、主役(女)は結局助かったのかどうかも定かではなかったり、結構頑張って観てきたのにこんな終い方?感がハンパではない。

ただし、こういうゲテモノとも捉えられかねない現地の伝承をこーまでド直球に映像化したという点については、それでも非常に好感が持てるのである。こーいうのこそが独自文化なのであり、文化的レガシーなのだと。その物珍しさは、こうしてこんな映画が世界中で観られるほどにきっと価値のあるものなのだし、そうした伝承を次世代に伝えていくという意味でも、本作は価値のあるものにきっとなっている筈だ、と思う。
Yuki2Invyさん [DVD(字幕)] 5点(2020-08-02 11:36:44)
1.《ネタバレ》 インドネシアの映画で、英題のとおり場所はバリ島である。冒頭に出る恐ろしげな仮面や不安をかき立てる音楽が異国臭を発散しているが、しかし自分の見たDVDでは台詞が全部英語だったのが興を削ぐ。
内容としては現地の伝承に基づく妖怪映画である。原題のLeak(またはLeyak/レヤック、字幕ではレヤク)は、映画のとおり内臓をぶらさげた首を飛ばして胎児や新生児の血を吸う妖怪とされており、似たようなものがマレーシアではペナンガラン(Penanggalan)、東南アジアの他地域でもそれぞれの名前で呼ばれているらしい。また字幕で「レヤク女王」と書かれていたババアは、レヤクというよりランダ(Rangda)と呼ばれるバリ島の魔女のことではないかと思われる(以上はウィキペディア英語版より)。
なお終盤の朝日が昇る場面で「コケコッコー」というのが聞こえたが、一番鶏が鳴くと妖怪の居場所がなくなるというのは日本と共通の感覚かも知れない。また火の玉が飛ぶ場面があったが日本の人魂よりもかなり豪快だった。

全体的な印象としては、日本でいえば大映の妖怪3部作(1968~69)のようなものかと思うが、妊婦の股に顔を突っ込んで胎児を吸う(母子とも死亡)などは子ども向けとは思えない。妖怪映像は特殊メイクや着ぐるみや映像合成や特殊造形物や実物(ブタとヘビ)で作っており、これを安っぽいというのは簡単だが、日本の昭和特撮で作ってもこんなものだったのではないかと思ったりする。個別の場面では、白い布が飛んで来て勇士を縛り、勇士が布を切り裂くとブタの破片に化け、そこからブタの全体像が再構成されて、垂れ乳をぶら下げたブタのバケモノ(着ぐるみ)になるという展開は少し面白かった。
物語としては一応 ”LEAK NGAKAK”(「レヤクが笑う」?)という原作があったらしいが、アメリカ女と地元男の恋愛感情や、捨てられた女の悲哀などに心を動かされるものにはなっていない。また終盤で「大戦士」なるものが登場するのが唐突な上に、終わり方がかなり素っ気ないので拍子抜けだが、まあ昔の娯楽映画などそんなものだといえなくはない(日本の昭和特撮でもこういうのはある)。
ほかに若干のエロさを見せたり(スカートを脱がされる)性的誘惑をほのめかすような場面もあったりしたが、変に控え目というか半端な感じでかえって意図不明になっていた。ちなみにヒロイン役の白人女優は腋毛を生やしていたように見えるがそれほど特筆すべきことでもない。
かっぱ堰さん [DVD(字幕)] 5点(2020-04-11 22:27:30)
別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 4.67点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4133.33%
5266.67%
600.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS